Loading Now
×

関関戦、フィギュア競技に初挑戦も敗北

関関戦、フィギュア競技に初挑戦も敗北

◇ 第47回総合関関戦前哨戦・令和6年度全関西学生自動車フィギュア運転競技選手権大会◇5月26日◇近鉄自動車学校

[男子小型乗用の部]
南 9:11 (個人5位)
松井 タイムオーバー

[男子小型貨物の部]
川端 タイムオーバー

正確な車両感覚とスムーズな運転技術が求められるフィギュア。関大はこれまで出場したことのなかった競技だ。しかし、部員一同、挑戦の意欲を示しエントリー。実生活に役立ち、歴史あるこの競技にチャレンジする。他大学の失格が続く中、南晃生主将(環都4)が出場選手最初のゴールで勢いをつけた。しかし、関学大が圧倒的な強さを見せる。関大はタイムオーバーが続き、関関戦は敗北となった。

最初に登場したのは小型乗用の部に出場する南主将。迅速にシート調整やミラーの確認を行う。勘付けタイムで最終調整を終えると、いよいよスタート。序盤からメリハリのついた運転を見せる。スムーズに1つ目のボックスへ。巧みなハンドルさばきで次々とボックスをクリアしていき、ゴール。タイムオーバーが続出する中、見事に制限時間10分内でコースを終えた。結果は9:11で個人5位となる。

△南主将

続いては小型貨物の部に川端健太朗(環都2)が出場。「落ち着いて慎重に」という周りの声に応えるように、安定したスタートを見せる。缶に触れそうになっても、落ち着いて切り返して減点を回避。次々とボックスをクリアしていく。終盤にかけてスピードをあげるも、時間切れ。練習に比べ、タイムは良かったが惜しくもゴールとはならなかった。

△川端

最後に出場したのは小型乗用の部の松井陽(安全2)。慎重にミラーと目視で確認しながら進む。接と缶の減点はあったものの、終盤へ。ゴールまであと少しのところで10分を知らせる笛が鳴り、タイムオーバー。悔しさが残る結果となった。

△松井

コース難易度が高く、多くの選手がタイムオーバーになった今大会。総合関関戦は敗北となった。

△関関戦が終了し、健闘を称え合う

関大として初挑戦となったフィギュア競技。練習は、規制線を自分たちで引くところから始まった。ジムカーナ、オフロード耐久レースと他競技の忙しさがある中でも挑戦した自動車部。飽くなき挑戦心はとどまることを知らない。【文:櫻田真宙/写真:佐藤大誠】

▼南主将
「(フィギュアに出場したきっかけは)前からフィギュアという種目に興味があったのですが、出たいもいう人があまりいなくて。今回は出てみようと思って、出場しました。(走りを振り返って)結構、練習時間をかけたのですが、練習通りにはいかず、少し遅いタイムとなってしまったという感想です。(個人的に良かった点は)制限時間である10分以内に間に合わせられたことです。(うまくいかなかった点は)練習で、できていたところをもっと本番で発揮できたら良かったなと思います。(全日本ジムカーナ選手権へ向けて)ジムカーナには出場することも多いので、上位を目指して楽しくやっていけたらなと思います」

▼川端
「(普段とは異なる準中型車を運転した感想は)練習の時から制限時間10分を切ることが難しかったです。今回は、練習のタイムよりも速くなったかなとは思います。しかし、あともう少し時間があればゴールできていたので、そこは本当に悔しいです。(次戦に向けて)今回、小型貨物を運転し、車の動きをよく理解できたので、他の競技にも活かしたいです」

▼松井
「(大会までに意識して取り組んできたことは)練習場で、本番を想定した練習をしていたのですが、僕自身、練習に参加できる機会が少し足りず、練習不足でした。今回は記録を残せなくて、残念な結果になってしまいました。(走りを振り返って)挟路は練習でうまくいっていました。うまくいっていた挟路は、問題なく練習通りうまくいけました。しかし、意識していたところが、別のことに意識しすぎてうまくいかず、そのままリズムが乱れてタイムロスになってしまったので、そこを改善していきたいです。(次戦に向けて)次の学連のジムカーナの競技が自分にとって初めての学連ジムカーナの競技になるので、チーム戦で他の迷惑にもならないように頑張っていきたいと思います」

Share this content:

コメントを送信