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関学大に快勝!運命の最終戦へ

関学大に快勝!運命の最終戦へ

◇Substitute match of Kansai handball league 第5節◇対関学大◇10月10日◇臨海スポーツセンター◇

【前半】関大 21―10 関学大

【後半】関大 19―10 関学大

【試合終了】関大 40―20 関学大

ダブルスコアで快勝を収めた!前節で大経大に敗れ、今週末での引退が濃厚となった男子ハンドボール部は、関学大と対戦。序盤から主導権を握ると、終始相手を圧倒。最終戦へ向け、大きな弾みをつけた。

小島魁人(人4)のシュートで先制すると、栗栖昇己主将(文4)や池原大貴(社1)が次々と得点を奪う。前回の課題だったディフェンスもこの日は機能。GK廣上永遠(文2)は全身で相手シュートを阻止し、好守を連発する。中盤、奥川魁仁(経3)が反則で退場しコートプレイヤーが1人減るも、相手の攻撃を無得点に守り切り、流れを渡さない。終盤には福原佑哉(人3)のサイドシュートが光り、リードを11点に広げて試合を折り返した。

△小島
△栗栖
△池原
△廣上
△福原

後半、パスミスなどで攻めきれない時間もあったが、逆に相手のパスをカットし速攻でのゴールも挙げる。点差が15点に開くと、Bチームのメンバーがコートに立ち躍動。木村勇輝(社2)や松本大昌(文1)、岡本壮樹(人4)がゴールを決めると、ベンチのボルテージは急上昇し、相手を寄せ付けない。前半と後半合わせて40得点を挙げ、強さを見せつけた。

△木村
△松本
△岡本

残すは同大との最終戦のみ。「関西大学一丸となって、全員で盛り上げて、勝って終わりたい」と栗栖主将は闘志を燃えたぎらせた。勝っても負けても引退となるラストゲームで栗栖ら4年生が残すものとは。関大男ハンの集大成を見せるときがきた。【文/写真:中西愛】

▽中川監督

「考えられないぐらい快勝だった。最初から気が入っていた。スタートダッシュから全然違った。この前の試合が良い教訓になった。守りに入ったらやられる、ということが身に染みている。速攻が今日は機能した。ディフェンスができているから速攻が行ける。この前は決めきられるから、速攻のチャンスがなかった。それがすごく良かった。(GK廣上について)今日はだいぶ修正した。この一週間厳しく接した。(最終戦に向けて)4年生が明日で一区切りということなので、勝った負けたも大事だが、後輩に受け継げるような内容にしたい。細かいミスがまだある。そこを修正したい」

▽栗栖主将

「この一週間、最初は切り替えれないまま練習していたが、水木金と、切り替えてやろうと副主将の谷(谷雄太=経4)から話があって、しっかり切り替えてできたかなと思う。前の試合で機能していなかったディフェンスとキーパーの連携が少し解消されていた。それがはまって、速攻という形に持っていけて点が取れた。今日は1回生の池原がすごく点を取ってくれた。最初であれだけ点差を開くことができ、こっちのペースでゲームが進められたのが良かった。両エースの池原と奥川が良かった。奥川は元々能力のある選手だったが、自分の中でくすぶっていた部分があった。それがだんだん殻を破ってくれた。今日は果敢に自分で点を取りに行く、という気持ちが前面に出ていた。池原は大経大戦で出たとき、僕と同じく悔しい思いをした。それを払拭(ふっしょく)するためにこの一週間、池原とは特にコミュニケーションを取った。それが試合に出せて良かった。(点差について)点差がつけられたことはもちろん、何よりBチームが出ても点差を詰められることなく終われたことが良かった。あれだけ良い雰囲気で試合できた。今年はBチームが強いので、土台がしっかりできている。Aがこれだけプレーできるのも、日々Bチームの選手が練習相手になってくれるから。感謝したい。(最終戦に向けて)僕自身16年間の集大成の試合。楽しく終わるのはもちろん、勝って終わりたい。関西大学一丸となって、全員で盛り上げて、勝って終わりたい」

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