Loading Now
×

決勝トーナメントに進出

決勝トーナメントに進出

◇ 第91回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)◇2日目◇対熊学大ほか◇7月7日◇スカイホール豊田

【男子第1試合】
○関大3-0熊学大
[S1]橋本○3-0
[S2]津村○3-1
[W1]津村・人見○3-0

【男子第2試合】
●関大1一3法政大
[S1]津村●1-3
[S2]園家●0-3
[W1]津村・人見○3-2
[S3]橋本●0-3

【女子第1試合】
○関大3-0札幌大
[S1]黒田○3-2
[S2]藤原○3-0
[W1]藤原・徳田○3-1

【女子第2試合】
○関大3-1國學院大
[S1]石橋●1-3
[S2]徳田○3-1
[W1]藤原・徳田○3-2
[S3]藤原○3-2

いよいよ開幕したインカレ。男子は1勝1敗。女子は2勝となった。男女ともに明日行われる決勝トーナメントへの進出が決定した。

男子第1試合の相手は熊学大だ。試合は橋本輝(社4)のシングルスからスタートした。第1ゲーム、第2ゲームは相手と互角の戦いを繰り広げ、僅差でゲームを奪う。続く第3ゲームでは相手のミスを誘発し、10ー6でストレートで勝利した。

△橋本

次に登場したのは、津村優斗(社3)。第1ゲームから強烈なスマッシュを決めゲームを取るも、第2ゲームではミスが続きゲームを落とす。第3ゲーム、第4ゲームではペースを崩さない冷静さで勝利を収めた。

△津村

この試合に勝てば、関大の勝利が決まる大事な試合。登場したのは、津村と人見航希(社1)のペアだ。抜群のコンビネーションで、相手の隙を狙いミスを誘う。第3ゲームでは相手との攻防を繰り返し、何度も同点に持ち込まれるも、落ち着きながら、柔軟に対応し、ストレートで勝利した。

△人見(左)と津村


橋本、津村、津村・人見ペアの勝利により、関大は熊学大に3ー0で完全勝利を収めた。

第2試合の対戦相手は法政大。最初に戦ったのは津村だ。対戦相手は法政大のエース。2回戦では、1回戦よりも強いサーブを打ち込むも、逆手に取られてミスが続き第1ゲーム、第2ゲームを落とす。続く第3ゲームでは、徐々にペースを取り戻し、相手が繰り出す速い球にも反応しゲームを奪った。しかし、第4ゲームは奪うことができず、敗北した。

△津村

次に登場したのは、園家凌太(シス理3)だ。相手の強い球に反応するも押し負け、第1ゲーム、第2ゲームを奪われる。第3ゲームでは、両者一歩も譲らない戦いに。最後まで粘り続けるも、ストレート負けを喫した。

△園家

ダブルスに出場したのは、1回戦でストレートで勝利した津村・人見ペア。第1ゲームではデュースに持ち込むも、オーバーミスが続き、ゲームを落とす。続く第2ゲームでもデュースに持ち込むなどお互い一歩も引かない試合が続くが、人見が相手の隙に強い球を打ち込みゲームを奪った。第3ゲームでも僅差で勝利を挙げるものの、第4ゲームでは大差をつけられてゲームを落としてしまう。最終ゲームに持ち込むなど、安定感のある粘りのプレーで勝利し、次の第3シングルスへと勝利の可能性を繋げた。

△人見(左)と津村

津村・人見ペアが繋いだ可能性を託されたのは橋本だ。関大サイドには橋本を応援する声が響くも、無念のストレート負けに悔しそうな表情を浮かべた。

△橋本

男子第2試合は、法政大に1-3で敗北となった。

一方の女子。第一試合の一番手を任されたのは黒田さくら(安全3)だ。第1ゲームでは、相手の返球ミスもあり、勝利する。第2ゲームは、大幅に先制されるが、4連続得点を見せ追いつく。デュースとなるも、落としてしまう。第3ゲームでは序盤に大差をつけ、その流れを落とすことなく勝利する。第4ゲームは、返球ミスを多くしてしまい、負けとなった。第5ゲームでは球を左右に振ることで勝利した

△黒田

二番手は藤原真由(人4)。全てのゲームで圧倒的な力の差を見せつける。相手がミスを重ね大幅に失点。ストーレートで危なげなく勝利した。

△藤原

ダブルスには藤原と徳田明梨(人2)で挑む。第1ゲームでは、相手に連続で得点される場面こそあったが、リードされることなく逃げ切り、制する。第2ゲームでは、交互に点を重ね、1点が大事な戦いに。終盤に連続で点を重ね勝利した。第3ゲームも交互に点を重ねる戦いとなるが敗北。第4ゲームはリードされるも、粘り強く戦い勝利し、この試合を終えた。

△藤原(左)と徳田

札幌大には3-0で快勝した。

この流れを続けて勝利したい第2試合。相手は國學院大だ。1番手は石橋愛理(人2)が担う。第1ゲームでは、返球に苦戦し落としてしまう。しかし、第2ゲームでは返球も行えるようになり制することができた。しかし、第3ゲーム、第4ゲームとも相手にリードされる展開となり落とす。黒星を喫した。

△石橋

2番手の徳田。第1ゲームは、相手のミスが重なる、リードした状態を保ち、勝利した。第2ゲームでは、相手に3点先制される。終始リードされた状態となり、懸命に点差を埋めようとするも、追いつくことがてきずに、落とした。第3ゲームでは、3点先制されるが、8連続得点するなど、快進撃を見せ勝利した。第4ゲームでは、激しい打ち合いが行われるが相手のミスが続いたこともあり、勝利し、このゲームを制した。

△徳田

ダブルスは、藤原、徳田のペア。相手が打ちづらいところにボールを運ぶ返球を繰り出すが、リードされた状態が続く。しかし後半巻き返して、デュースの末に勝利した。第2ゲームは落とすが、第3ゲームは7点を先取し、大幅リードで制する。第4ゲームは交互に点を取る。返球ミスを多くしてしまい落としてしまう。最終ゲームは、相手のミスが相次ぎ、3-11と圧勝する。

△徳田(左)と藤原

シングルスの藤原。第1ゲームはお互いに返球ミスを重ね拮抗(きっこう)。デュースの末に敗北する。第2ゲームでは相手の返球がコートを越えるミスが多発。快勝する。第3ゲームでは僅差の状態が続くが、最後は相手に連続で得点され黒星となった。第4ゲーム。激しい接戦の末に15ー13で勝利し、この試合に勝利した。

明日に行われる決勝トーナメントに男女とも進出することが決定。一つでも多くの勝利を目指す。【文/写真:貴道ふみ・中村祐貴】

Share this content:

コメントを送信