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リーグ最終戦を白星で飾った

リーグ最終戦を白星で飾った

◇2022関西学生リーグDiv.1最終節◇対近大◇11月26日◇於・万博記念競技場◇

【第1Q】関大7-7近大
【第2Q】関大7-0近大
【第3Q】関大0-7近大
【第4Q】関大14-0近大
【試合終了】関大28-14近大

リーグもいよいよ最終戦。近大との戦いとなった。先日の関学戦により負傷者が多く、万全のメンバーではなかった。第1クオーター(Q)から両チーム共にタッチダウン(TD)に成功し、序盤から拮抗(きっこう)した試合展開となる。だが最終Qで本領を発揮。2TDに成功し、リーグ最終戦を白星で締めくくった。

第1Q、関大の攻撃から開始する。RB阪下航哉(社2)がランプレーでゲインして、チャンスをつなぐ。開始51秒、QB須田啓太(文2)からのパスを受け取ったWR北川皓太(社3)が88㍎を走り抜け先制TD。近大を圧倒した。その後のトライ・フォー・ポイントもK曽山天斗(経3)がきっちりと決めた。

△RB阪下
△WR北川
△K曽山

だが、近大に攻撃権が移ると順調にダウンを獲得される。エンドゾーンまで残り18㍎、パスTDを許し同点に追いつかれた。その後、ダウンを獲得できずもどかしい時間が過ぎる。だが、相手のパントキックをDB須川宗真(政策3)が35㍎のリターンで相手陣6㍎にボールを持ち込み、第2Qにつなげた。

△DB須川

第2Q開始7秒でQB須田がランTDで追加点を獲得。その後関大ディフェンスが躍動し、ダウンを獲得させない。そのまま7点リードで後半に折り返した。

△QB須田

得点を離したい関大はRB山嵜紀之(経1)やRB阪下がランプレーでダウンを獲得していくが、近大ディフェンスに阻まれ得点圏にボールを持ち込むことができない。第3Q終盤、相手に63㍎を駆け抜けられ同点TDを奪われ、最終Qへ。

QB須田からWR横山智明(3)のパスが成功し、ファーストダウンを獲得。RB阪下がランでゲインし、最後QB須田がエンドゾーンにボールを持ち込んだ。続くRB阪下も36㍎を走り、TD。最終Qで一気に点差を離し、勝利を飾った。

△RB阪下

RB柳井竜太朗(社4)主将やRB一針拓斗(商4)が怪我で出場できず、完璧な布陣とは行かなかった今試合。危うい場面があるものの、最終戦は勝利し、2位でリーグを終えた。日本一にわずかに届かず悔し涙を流す場面もあった。だが今リーグでは昨年1点差で負けた立命大を下すなど確実に力をつける KAISERS。来年こそは関学大に勝利し、日本一へ駆け上がる。【文:中山秋桜津/写真:石井咲羽】

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