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後期リーグ最大の3得点で快勝し、インカレ圏内の4位に浮上

後期リーグ最大の3得点で快勝し、インカレ圏内の4位に浮上

◇第100回関西学生リーグ後期第2節(延期分)◇対同大◇11月9日◇万博記念競技場◇

【前半】関大1ー0同大
【後半】関大2ー0同大
【試合終了】関大3ー0同大

▼スターティングメンバー
GK 山田和
DF 松尾、髙橋、木邨、中西渉
MF 深澤、谷岡、平松、足立
FW 百田、久乗

▼得点
25分 FW久乗(DF中西渉、MF深澤)
63分 FW百田(MF深澤)
75分 MF深澤(DF中西渉)

台風の影響で延期されていた第2節が開催された。インカレ圏内まで勝ち点差1で5位の関大と、残留のために勝ち点がほしい同大との対戦になった。関大は立ち上がりからチャンスを作ると、前半25分にFW久乗聖亜(政策4)のゴールで先制。後半は押し込まれる時間もあったが、無失点に抑えるとさらに2点を追加。3ー0で快勝し、自力でのインカレ出場の道を確保した。

関大は開始直後から積極的に攻撃。前半7分にMF深澤佑太(社4)のスルーパスからFW久乗がいきなり決定機を迎えたものの、ポストにはじかれる。その後も左サイドで前線から厳しいプレスをかけると、多くのチャンスを作り出した。FW百田真登(経3)のヘディングシュートや、MF深澤の強気のミドルなどで次々と攻めるがなかなか枠を捉えきれない。

△MF深澤
△MF平松功輝(情4)

相手のカウンターからピンチを迎える場面もあったが、DF髙橋直也(商3)がスライディングで相手のシュートをブロック。DFラインでボールをつなぐと、DF松尾勇佑(文4)のサイドチェンジから、MF足立翼(人4)が前線にクロスを供給するなど見せ場を作るが、得点は動かない時間が続いた。

△DF髙橋
△DF松尾
△MF足立

均衡を破ったのはこの試合もFW久乗だ。飲水タイム明け直後のプレーで、DF中西渉真(経4)のクロスを頭で合わせて先制。貴重な先制点で、関大を勢いづかせた。先制後もDF木邨優人(政策2)のロングフィードや、MF谷岡昌(社3)の中盤でのボール奪取が効き、多くの攻撃の時間を作った。前半終了間際にはMF足立のスルーパスからFW百田がゴールネットを揺らす場面もあったが、オフサイドの判定で1ー0のまま試合を折り返した。

△DF中西渉
△FW久乗
△MF谷岡

後半は、ハーフタイムに3枚の交代カードを使ってきた相手にリズムを作られ、相手のセットプレーが続いた。それでもMF谷岡の最終ラインでのボール奪取や、スタメン復帰したGK山田和季(社1)の好セーブも光り、同点にはさせない。すると、関大も流れを取り戻し、ボールを持つ時間が多くなる。左サイドから何度もチャンスと、CKを獲得した。MF深澤のキックにFW百田が飛び込み、シュート。FW陣2人がそれぞれゴールネットを揺らし、2ー0とした。FW百田に代わって入ったFW西村真祈(法3)も、投入直後にいきなりゴールに迫る場面をつくるなど、充実の攻撃力を見せつけた。

△DF木邨
△GK山田和
△FW百田

後半30分にはDF中西渉のクロスからMF深澤が落ち着いてシュートを決め、3点目。リードを広げてからも、FW久乗のカウンターからDF松尾がシュートを放つなど攻撃の手を緩めない。交代で入ったMF前田龍大(人3)の持ち上がりからチャンスメークする場面も。危なげなく試合を進め、3ー0で快勝した。

△MF深澤
△MF前田龍
△MF三木仁太(政策1)
△MF堤奏一郎(社3)
△DF夘田康稀(文4)

次戦は中2日で第10節の甲南大戦を迎える。降格争いの渦中にいる相手で、タフな戦いが予想されるが確実に勝ち点3をつかみ、今年3度目の全国大会に王手をかける。【文/写真:牧野文音】

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