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2年連続の入賞は叶わず 無念の富士山女子駅伝

2年連続の入賞は叶わず 無念の富士山女子駅伝

◇2023全日本大学女子選抜駅伝競走 富士山女子駅伝◇12月30日◇富士山本宮浅間大社前〜富士総合運動公園陸上競技場◇

[結果] 12位 関大 2:28.49

1区 石松空(文3)
2区 伐栗夢七(商3)
3区 武田真音(経1)
4区 岩本風音(社2)
5区 前田彩花(商1)
6区 近藤来那(人4)
7区 飯島果琳(政策4)

昨年は8位入賞を果たした富士山女子駅伝。雲一つない快晴の下、今年も関大選手が富士山の元にそろった。しかし、今年はパート長の磯野美空(社4)と伐栗の2人がアキレス腱を負傷。伐栗は出場したものの、磯野は出場を断念。不安要素の残るスタートとなった。

富士山本宮浅間大社を囲み、4.1㌔を走る1区は石松。ここでの滑り出しはレースを大きく左右する。石松は上位に必死に食らいつき、10位でタスキをつないだ。

△石松

6.8㌔の下り区間である2区は伐栗が走った。だが、アキレス腱を痛めた伐栗は本来のパフォーマンスができず、区間18位。チームの順位は18位と大きく下がってしまった。

△伐栗

最短の3区、3.3㌔はルーキー・武田が走る。区間15位の走りを見せ、総合順位は18位から変わらず。続く4区の4.4㌔を走った岩本は区間8位と気を吐き、3人を追い抜かし15位でタスキをつないだ。

△武田(左)と岩本

最長10.5㌔を誇るエース区間の5区は前田が走った。前田は1年生ながら区間6位と実力を発揮。仙台女子駅伝に続いて実績を残し、チームの順位も12位と上げた。前田からタスキを受け取った近藤も、6.0㌔の6区で区間9位と善戦。12位のままアンカーの飯島に託した。

△前田(左)と近藤

厳しい勾配が続く最終7区8.3㌔を走った飯島だったが、他大の選手を捉えることはできず。結果、区間12位の走りで総合12位でのフィニッシュとなった。

△飯島

今大会で世代交代となった陸上競技部女子長距離パート。来年は伐栗がパート長を務める。今年の無念を、来年新世代が晴らすはずだ。【文:𠮷村虎太郎/写真:𠮷村虎太郎・貴道ふみ】

△引退する4年生

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