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拮抗した初戦を制す

拮抗した初戦を制す

◇第54回春季関西学生リーグ戦◇対武庫川女子大◇4月8日◇武庫川女子大学グラウンド◇

武庫女大 000 000 00 0=0
関  大 000 000 00 1x=1x

1(投)岩﨑
2(右)吉田
3(遊)竹光
4(DP)新屋
5(三)大塚
6(左)柏原
7(捕)早坂
8(一)小坂
9(中)渡邉
FP(ニ)村上

新年度となり春リーグ初戦を迎えた。勢いに乗るためにも勝利したい女子ソフトボール部。互いに得点を許さず、拮抗状態が続き延長戦に突入。竹光久莉寿(人4)の1打でサヨナラ勝利を掴んだ。

△決勝点となる一打を放つ竹光

1回表、岩崎紗菜(人4)がわずか6球で3者凡退に押さえ込む。その裏では吉田莉乃(2)が相手のボールを見極め、四球で出塁するも無得点に終わる。2回表も岩崎は安定した投球と味方の援護で確実にアウトをとっていく。先制したい関大。相手の投手を攻略することはできず、その裏は3者凡退となった。

△岩崎

3回裏、小坂優月(人4)が長打で三塁まで出塁するチャンスを作るも、犠飛の際、ホームに間に合わずタッチアウト。チャンスを掴むことはできなかった。

4回の裏、竹光の安打と死球、柏原祥乃(人4)の安打で2死満塁。早坂千尋(法3)がフルカウントまで根気強い粘りを見せるも、得点には至らなかった。5回表、岩崎は2回の四球で得点圏に走者を背負うも、味方の援護を受け無失点で乗り切る。

△守備を見守る選手たち
△各回ごとに気合を入れる選手たち

6回裏までに試合は決まらず、延長戦へ突入する。7回表、1点が命取りとなるが、岩崎は安定した投球を見せ、3者凡退に。その裏、タイブレークになるまでに点を決めたい関大だが、3打席中2打席空振り三振と、得点を得るのに苦戦した。

8回に入り、タイブレーク方式に。長打が出れば一点を取られかねない場面。ヒヤヒヤする場面がいくつかあったが、1人1人が着実に守備をこなし、アウトを積み重ねた。長時間にわたる均衡が終わったのは、8回裏。指名打者、東本結月(人3)の犠打でTRの渡邉陽菜(人4)が三塁に進み、一気にチャンスが広がった。打席に立ったのは主将・竹光だ。ボールを見極めながらスイングした打球は見事に安打。三塁ランナーの渡邉が生還し、見事サヨナラ勝利となった。 

△ホームインする渡邉
△サヨナラ勝利に喜ぶ選手たち

▼竹光主将
今日の試合は、岩﨑を始め全員で守り抜けたと思います。守備の流れから攻撃に移す関大の良さが出た試合でしたし、その流れのおかげで私も打つことが出来たと感じています。今後のリーグに向けて、良いスタートがきれたので、より一層集中して全勝目指して頑張りたいと思います。

▼岩崎
「本日は、大事な初戦をチーム全員で勝利できたこと、とても嬉しく思います。捕手を始め、野手が守ってくれたのでとても楽に投げれました。初回から相手打者をストレートでおすことができたので、自分の持ち味を活かすことができました。今後の試合もチームを勢いづけられる投球をしていきたいです。明日からの6試合も関大らしく全員で勝ちにいきます。 

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