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1部残留!4年生の引退に華添えた

1部残留!4年生の引退に華添えた

◇2022年関西学生秋季リーグ入替戦◇対中京大◇12月18日◇関西学院大学三田グラウンド◇

[第1Q]関大0-0中京大
[第2Q]関大0ー0中京大
[第3Q]関大1-0中京大
[第4Q]関大1-0中京大
[試合終了]関大2-0中京大

1部リーグ8位につき、入替戦を迎えた関大。4年生にとっては引退試合ともなる試合だったが、2部1位の中京大相手に前半が終わって0-0と怪しい雲行きとなった。だが、第3クオーター(Q)で1点を取ると流れをつかみ、第4Qにも1点を追加。見事勝利を収め、1部残留を決めた。

1部の強さを見せつけたい関大。相手ボールで試合が開始されると、開始2分でサークルに入る猛攻を仕掛ける。パスをつなぐも、シュートを打たせてもらえない。さらに直後にも相手の右サイドを崩してサークルに切り込んでいくが、ここも先制とはならず。その後、ボールを支配しきれない展開が続き、スクープを多用してチャンスメークしようとするも、なかなか糸口がつかめずにいた。すると残り1分半のところで、一気に上がったFB森優吉(商2)がペナルティーコーナー(PC)を獲得。FB和田陽向(人1)がプッシュでゴールを狙うも、スティックにはじかれ得点には結びつかない。しかし、完全に攻撃態勢に入った関大はFB水川幹也(経4)がリバースヒット、MF森川瑤(人3)が打ち込むなど攻撃を仕掛けるが、無得点で最初のクオーターを終える。

△森
△和田
△水川
△森川

第2Q序盤ではミッドフィールダー中心にパスを回していく。相手のカウンターにも耐え、好機をうかがうが、流れをつかみきることができない。だが、ボールを持ったFW吉田有我(法2)がドリブルで一気に駆け上がり流れを引き寄せる。しかし、なかなかゴールが遠い。サイドから責め立て、FB田中溫人(商4)がリバースヒットで前へパスを出すと、FW粕渕正真主将(人4)がスライディングでタッチを試みる。だが、ゴールネットを揺らすことはできず。さらにFB水川、MF杉本逸綺(商3)、FB甲斐心之介(人3)とパスをつなぐも決定打が出ず、試合を折り返すこととなる。

△吉田
△田中溫
△粕渕主将
△杉本
△甲斐

何とか先制点が欲しい関大はFW吉田が再びドリブルでチャンスメークすると、パスで相手を翻弄(ほんろう)したのちにPCを奪う。センターのFB和田がプッシュでサークルにボールを入れると、MF森川がさらにシュート。そのリバウンドをMF紀野来音(人3)が冷静に押し込み待望の先制点を獲得する。勢いに乗った関大は、ボールを受け取ったFW粕渕主将がきれいにリバースヒット。2点目を手にしたと思われたが、ゴールが認められず得点はなかったことに。それでも追加点を狙い攻撃の手を緩めず、このQ中盤でMF杉本がPCを奪う。だが、ここも得点とはならない。残り時間少しのところでカウンターを受けるも、GK若生知嵩(化生4)がクリアし、1-0で最終Qを迎えることとなる。

△紀野
△1点目得点シーン
△若生

4年生にとって最後の15分。開始1分半でPCを獲得すると、FB水川がスイープでシュートする。だが、惜しくも外れてしまう。ここからはPCを多く奪って追加点を狙うが、ミスも重なりリードを広げることができない。攻撃の枚数を増やしてサークルインを試みるが、入り切れずに刻一刻と試合終了に迫ってしまう。FW竹谷友吾(経4)も果敢にボールを奪いに行き、FB甲斐が残り4分を切ったところでPCを奪う。サークルトップのFB和田がプッシュでサークルに押し入れると、またしてもMF紀野が押し込んで2点目。そのままうまく時計の針を回し、試合終了を告げるホーンが鳴った。4年生は涙、そして安堵(あんど)の表情を浮かべ、肩を抱き寄せ合った。

△竹谷
△2点目得点シーン
△試合終了時の粕渕主将

1部リーグ最下位と悔しさが残った今季だったが、最後を勝利で締めくくった。リーグ上位の夢は後輩たちに託された。【文:上田紫央里/写真:上田紫央里、村中望乃】

△引退する4年生

▼粕渕主将
「(試合を振り返って)勝てたことが何より良かったゲームだと思います。1、2Qは無得点で進んでしまってどうなるかなと思ったんですけど、後半はボールも持てて落ち着いてできたので。本当に勝ててよかったです。(どんな気持ちで挑んだか)僕らは1部で落ちるかもしれないという立場で、スコアに0を刻んでいくと僕らは焦りますし、相手は載ってくるんで、とにかく前半から相手を押してという風に意識して挑みました。(ハーフでどんな声掛けをしたか)前半はミスとかもあってボールを持てていなかったので、あまりいい雰囲気ではなくて、楽しんでやろうという風に伝えました。あとは静かだったので要求する声と自信を持ってやろうと。(PCについて)いつもどおり和田のフリックでは狙ってたんですけど、グラウンドがいつもと違って合わなかったので、両得点とも狙った形ではなかったですけどうまいこと和田が機転を利かせてやってくれました。(良かった点)チーム全員が残留する気持ちをもってやってくれたので良かったと思います。(4年間を振り返って)楽しかったっていうのがありますし、何より下級生の頃は迷惑もかけましたが、4年生になってキャプテンになってみんなが支えてくれて嬉しかったですし、すべてが思い出です。(どんなチームになったか)僕は試合中は結構きつい言葉とかもかけちゃうんですけど、練習中は緩くはないですけど、楽しんでやろうという雰囲気は作ろうと思っていたんで、みんながほいっけーを楽しめるチームにはなったと思います。(後輩に向けて)今年は入替戦にまで来てしまいましたが、みんなホッケーの技術も高いものがあるんで、僕たちは抜けますけど、そこをしっかり埋めてもっともっと上に行けるチームだと思うんで、春からまとまってチームを作り上げて、僕たちがみんなで作り上げてきたこの記録をどんどん追い抜いて行ってほしいなと思います」

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