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大量5得点でリーグ戦3試合ぶり勝利!

大量5得点でリーグ戦3試合ぶり勝利!

◇第101回関西学生リーグ前期第7節◇対大院大◇5月27日◇アクアパルコ洛西◇

【前半】関大1ー1大院大
【後半】関大4ー0大院大
【試合終了】関大5ー1大院大

GK 山田和
DF 川島、谷岡、木邨、吉本
MF 堤、吉永、三木仁、菊地
FW 百田、大矢

2試合連続で引き分けを記録している関大。今節は、上位に位置する大院大と対戦した。序盤に先制を許したものの、MF三木仁太(政策2)のゴールで前半のうちに追いつく。一進一退の前半とは一転し、後半は4得点とゴールラッシュ。5-1の大勝でおよそ3週間ぶりの勝ち点3を獲得した。

関大は連戦の影響もあり、前節からスタメンを5人入れ替えた。立ち上がりの失点が課題となっていた今季。この試合もゴール前の混戦から押し込まれ、失点を許してしまう。それでも、DF吉本武(情4)、MF菊地孔明(人4)の連携などで相手ゴールに迫ると、前半中頃にMF三木仁のミドルシュートで同点に追いついた。

△MF三木仁
△DF吉本

失点後は、守備陣も落ち着いた対応を見せる。この日キャプテンマークを巻いたDF谷岡昌(社4)を中心に勝ち越し点は許さない。そのまま、1-1の同点で試合を折り返す。

△DF谷岡
△DF木邨優人(政策3)

後半に入ると、終始関大ペースに。13分にFW西村真祈(法4)、MF真田蓮司(法1)を投入し、両選手が躍動する。MF川島功奨(社3)とFW西村真が崩し、クロス。ペナルティーエリア内でMF真田が合わせ、勝ち越しに成功する。

△MF真田
△DF川島

さらに、その10分にはFW百田真登(経4)が抜け出す。相手はたまらずファウルで止め、PKを獲得した。このPKをFW百田自らが決め、リードを2点に広げる。

△FW百田
△MF堤奏一郎(社4)

まだまだ勢いが止まらない攻撃陣は40分。MF三木仁のパスを受けたFW西村真がペナルティーエリア内で仕掛け、強引にシュート。これが、ゴール角に決まり、試合を決定づける4点目となった。終了間際にもMF三木仁の折り返しからFW百田が得点し、5点目。大量得点で上位校との一戦をものにした。

△FW西村真
△DF吉村瑠晟(経2)

今節の勝利で順位は5位にジャンプアップ。インカレ圏内の4位との勝ち点差も1と肉薄している。次週はびわこ大と対戦。勝利を収めれば、一気に上位に食い込めるチャンスも出てくる。力のある相手だが大量得点の勢いを維持し、連勝を狙う。【文/写真:大森一毅・写真:滝口結月】

▼DF谷岡
「2戦連続引き分けていた。3連戦目の最後で戦術どうこうよりもやるべきことをやって、とにかく勝ち点3を奪いに行くことを意識していた。(キャプテンマークについて)自分が巻いている以上は、チームを引っ張ってやっていかないといけないという自覚はいつも以上に合った。自分が安定した振る舞いをすることがチームの安定にもつながると思う。(立ち上がりは)今日も悪かった。ここ最近でやられているのは、流れの中よりはセットプレーやプレーが切れた後のところでやられているのでまだまだ改善しないといけない。(3連戦に向けて意気込み)個人としてもチームとしても大きな3連戦になる。去年、自分たちより順位が上の2チーム、アジアチャンピオンのレッズ。3連戦通して、ハイパフォーマンスを出し続けて成長につなげたい」

▼MF三木仁
「引き分けが続いていて、今日も立ち上がりは流れが悪かったがチーム全体で盛り返せて良かった。(得点について)いいボールがたまたま転がってきた。枠に飛ばすことだけを意識して、真登くん(=FW百田)が触ってくれたのもあっていいところに飛んでくれて良かった。(3連戦に向けて意気込み)一戦一戦目の前の試合を大事にして、頑張っていきたい」

▼FW百田
「絶対勝利が必要な中で立ち上がりはうまくいかなかったが、失点後チームとして1人1人出し切ろうという話をした。前半から出し切れたからこそ、後半相手が疲れてきて最後得点を重ねられたと思う。(久しぶりの得点になったが)自分の実力不足もあるし、チームとしての循環も良くなかった。自分が得点を取れることは、チームの調子もいいことだと思うのでこれを続けていきたい。(3連戦に向けて意気込み)すごく楽しみなチームとできる。ここを3連勝できたら見える世界が変わると思うので、一戦一戦戦っていきたい」

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