いまロード中
×

リーグ折り返しの5戦目は同大に惜敗

リーグ折り返しの5戦目は同大に惜敗

◇令和6年度関西学生リーグ戦5戦目◇対同大◇5月4日◇於・立命館大学

【前半】関大12ー17同大
【後半】関大20一16同大
【試合終了】関大32一33同大

リーグ開幕4連勝と好調な関大。折り返しとなる5戦目は同大と対戦した。前半は、開始直後から点の取り合いが続いた。しかし、4連続得点を決められると、流れは相手に。相手を押してしまう反則による退場もあり、一時はコートプレーヤーが5人となる場面もあった。5点ビハインドで迎えた後半。開始から相手に3連続得点を許すも、白井祐登(人4)が2連続で得点を決めると、林航琉(経2)、小田航平(文3)、松本一徳(かずのり=経1)が続き、関大は5連続得点で流れをつかんだ。相手の背中を追いかけ続け試合時間残り5分で逆転。勢いそのままに試合終了に持ち込みたかったが、残り1分のところでリードを許す。あと一歩届かず春リーグ初の黒星となった。

先制点は相手に取られたが、直後に林が取り返す。その後は、関大が得点すると、相手も取り返す両校一歩も譲らぬ攻防戦。相手に7㍍スローを与えるも、ここは田中星矢(人3)がセーブした。しかし、速攻を決められるとそのまま相手が4連続得点。すばやいパス回しで相手を翻弄(ほんろう)し、松本が決め流れを断ち切る。しかし、相手の勢いは止まらなかった。

△林

△松本

中盤では相手を押してしまう反則により、コートプレーヤーが5人となる。その間に7点差を付けられてしまい、大きくリードを許す。相手のディフェンスに阻まれ、なかなか得点を決めることができない。それでも、白井、林を中心に点差を縮めると、最後は福島悠大主将(文4)が決め、5点ビハインドで後半へとつないだ。

△小田

△若宮宏希(安全3)

後半は開始から3連取されるも、白井、林、小田、松本が続けて決め、流れをつかみ、関大の反撃が開始した。福島主将の速攻には誰もついてくることができず。土岐勇斗(文3)もポストシュートを決め、着実に点数を重ねる。迎えたピンチも山下敦也(社1)がセーブし、チームは盛り上がりを見せた。怒涛の5連続得点で逆転すると、相手はたまらずタイムアウトを要求する。1点を守り切りたかったが、試合時間残り1分で逆転を許してしまい、試合終了。春リーグ初の黒星となった。

△福島主将

悔しい結果に終わったリーグ5戦目。次戦は明日、京大と対戦する。今日の反省を生かして、春リーグ優勝を目指し、連戦を戦い抜く。【文:速水咲良/写真:木村遙太・井原郷志】

▼福島主将
「(4連勝していたがその時の気持ち)春リーグが始まっての4戦は格下ではないんですけど、自分たちの力を出し切れば勝てる相手という認識だったので、しっかり勝ち切ることができてよかったです。(今回は敗戦となったが反省点は)オフェンスもディフェンスもなんですけど、自分たちのやってきたことが出せなかったというのと試合が始まって早い段階で相手に対応することができなかったというのがしんどかったかなと思います。(明日への意気込み)明日の相手も力があるチームなので今日しっかりミーティングして明日は勝ち切れるように頑張りたいと思います」

▼松本
「(今日の試合を振り返って)前半はオフェンスもディフェンスもミスが続いていたんですけど、後半もそれを修正することができなくて結果1点差で負けてしまったので悔しいです。(開幕戦から出場していますが大学ハンドはどうか)やっぱり高校とは違った楽しさがあるので大学でものびのびやらせてもらっています。(自信のあるプレーは)サイドシュートのバリエーションには自信があります。(明日への意気込み)今日みたいな試合にならないように、序盤から自分たちの力を発揮できるような試合がしたいです」

Share this content:

コメントを送信