◇2023年度関西男子学生リーグ戦第6日◇対芦屋大◇9月30日◇於・堺市原池公園体育館
[第1Q]関大19-8芦屋大
[第2Q]関大19-12芦屋大
[第3Q]関大16-10芦屋大
[第4Q]関大21-7芦屋大
[試合結果]関大75-37芦屋大
未だ負けなしの関大は秋季リーグの第6戦を迎えた。序盤から大きくリードを広げ、関大のペースで試合が進む。1度も相手に流れを許すことなく、点を重ねた。最後は西山登馬(商3)がブザービートでスリーポイントシュートを決め、試合終了。終始芦屋大を圧倒し、6連続白星を挙げた。
関大ボールで試合が始まる。開始1分半、倉ノ下大吉(人2)がゴール下でターンシュートを沈めた。さらに、西村宗大(経1)がフローターシュート、速攻からのレイアップを決める。続けて佐藤涼真(人3)もリバウンドシュートで点を追加。ディフェンスでプレッシャーをかけるも、連続でスリーポイントシュートを沈められてしまう。交代で出てきた西山がカットインからバスケットカウントを受けた。1本のフリースローもしっかりと決め、3点プレーで流れを引き寄せる。ファールで相手にフリースローを与える場面もあったが、11点差をつけて第1クオーター(Q)を終えた。
第2Q開始早々、井ノ元孝多朗(人4)、西山、倉ノ下の合わせプレーで先制点を奪う。エンドラインからのセットプレーで井ノ元が確実に点を決めた。パスカットからの速攻を食らったが、関大に焦りは見られない。ショットクロック残り1秒で西村がミドルシュートを沈める。第2Q開始から3分半、点差が15点に開いたところで相手がタイムアウトを要求した。しかし、その後も関大のペースであることに変わりはない。岡龍之介主将(人4)のノールックパスで林龍之介(人4)がフリーでシュートを沈める、見事な連係プレーを見せた。残り9.9秒で再び相手はタイムアウト要求。相手の攻めだが点は決まらず。38-20と大きくリードを広げ、前半を折り返した。
関大ボールで後半がスタート。玉造大誠(人3)のファールで相手にフリースローを与えてしまい、第3Qの先制点を奪われた。西田倫太郎(シス理4)が相手の嫌がるディフェンスを続け、トラベリングやオーバードリブルなどのミスを誘い出す。久保田凌平(情4)がリバウンドに絡み続け、相手にオフェンスリバウンドを取らせない。しかし、相手も意地を見せる。ミドルシュートやスリーポイントシュートが連続で決まり、このまま流れは相手に行くと思われた。その時、讃井泰地(政策4)が1本決めようとチームメイトに指示を出す。久保田も「ディフェンスからしっかり守ろう」と声をかけた。関大は落ち着きを取り戻し、得点を量産し続ける。24点のリードを保ったまま、最終Qを迎えた。
第4Qは関大が先制。大内一慶(社4)がバックシュートを沈めた。倉ノ下が3秒オーバータイムを取られるミスもあったが、ショットクロック残りわずかのところで井ノ元がスリーポイントシュートを決める。さらに、森脇新大(社安4)、北岡雄斗(人1)が0度からのミドルシュートを沈め、相手に反撃する隙を与えない。相手がスリーのシュートモーションに入っている時に竹内綾哉(政策3)がファールをしてしまった。3本のフリースローを与えるも、チャージングをもらい、ファールを取り返す。全員で確実に点を重ね続けた。ラスト7秒、関大にオフェンスで得点のチャンスが。西山の放ったボールがリングに吸い込まれた。スリーポイントシュートインの合図と同時に試合終了のブザーが鳴り響く。相手を寄せ付けない圧巻の内容で6勝目を飾った。
秋季リーグ、順位決定戦までの後半戦が始まった。今日は多くの選手が出場。試合経験を積み、スキルアップを目指す。明日の相手は大阪大。2日連続の試合だが、関大バスケで明日も必ず勝利をつかむ。【文/写真:藤井海】
▼西村
「(今日の試合を振り返って)今日の試合は、チームとしても1週間試合が空いて、気持ちとしても試合への入りが難しかったです。全員で立ち上がりからしっかりディフェンスとルーズボール、走るという関大のスタイルを通そうと話していたので、それを最初からできたので、そこは良かったなと思います。(前回の試合から期間が空いたが、その間の練習内容について)チームの原点に帰って、しっかり走るということと、チームディフェンスをしっかりして、ボックスアウト・リバウンドで速攻につなげることを徹底しました。自分たちのやるべきことをやるというのに集中していました。(明日に向けての意気込み)明日は大阪大学で、全員が動いてガッツがあるチームだと思います。けど、相手に合わせず、自分達のやるべきことに集中して関大のスタイルを貫いて圧倒して勝てるようにしたいです」
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