◇2023年度関西学生秋季リーグ4日目◇対関学大◇9月10日◇武庫川女子大学
[前半]関大11-15関学大
[後半]関大7-16関学大
[試合終了]関大18-31関学大
秋リーグ4戦目の相手は、過去の試合でも苦戦を強いられてきた関学大だ。試合前半は、関学大にリードされる展開だったが、前半の終わりには4点差まで詰める。しかし、試合後半、関学大の猛攻が続き、激しい攻防を見せるも勢いを止められず。勝利につなげることはできなかった。
試合は関大ボールから始まる。しかし、関学大が速攻。先制点を許してしまう。その後、村田七奈子(法4)が同点打をたたき込む。だが、ペースを握ることができず、一気に4連続得点され、差を広げられる展開に。その差を広げさすまいと必死に食らいつき、両者ともに一進一退の攻防が続く。GK大西葵(商3)が相手ゴールを許さずに守り抜く。そこから攻撃する展開を作り、一時は2点差まで迫る。ところが、逆転することはできずに関学大がさらにゴールを決め、相手に5点リードを許したまま前半の終盤に差し掛かかる。このまま終わるかと思われたその時。反撃が始まる。そのきっかけを作ったのは小嶋彩華(商2)だ。相手キーパーの頭上を越えるようにしてゴールネットに入れ込む。その後も、石坪彩瑛(社3)、上川華奈(商2)がシュートを打ち、はじき返されたボールを小嶋がゴールに押し込んで点差を詰めた。だが、喜びも束の間。前半終了間近、関学大に2連続ゴールを許してしまい再び差を付けられる。4点のビハインドを背負い、前半戦が終了した。
後半戦では開始1分で小畑穂果(人2)がシュートを決める。しかし、関学大がシュートを放ち、1点を取り返されてしまう。その後相手のファールにより7㍍スローを獲得。GK大西が相手の隙を突いたシュートを決める。攻防が繰り広げられた中盤。関大が攻めに入るが、関学大の手にボールが渡る。すると、スペースを作られ得点の機会を与えてしまう展開に。関大も負けず劣らずパスを見せ、石坪や上川がシュートを決めた。ところが、関学大に6連続得点を許してしまう。試合終盤、再び7㍍スローを獲得。1回目と同じく、GK大西がラインに立ち、的確にシュートを決めるも、関学大に及ばず。13点差という悔しい結果で試合を終えた。
関大の秋季リーグ戦績は1勝2敗1分となった。次戦は現在、4連勝中の大体大と対峙(たいじ)する。強敵との戦いにはなるが、勝利を収めるべく精進する。【文/写真:木村遥太、土口暢大】
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