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SO戦を制せず初戦敗退

SO戦を制せず初戦敗退

◇2023 第42回全日本大学王座決定戦◇7月14日◇対早大◇於・立命館OICフィールド◇

[第1Q]関大0ー0早大
[第2Q]関大0ー0早大
[第3Q]関大1ー0早大
[第4Q]関大2ー2早大
[SO戦]関大2ー3早大
[試合終了]関大2(2ー3)2早大

関西第4代表の関大は関東第4代表の早大との順位決定戦に臨んだ。第3クオーター(Q)では関大が主導権を握り、先制点を決める。第4Qで2点決められた後、残り15秒で同点に追いつきSO戦へ。最終的に早大にゴールを許し、敗北した。

△試合前の選手たち

第1Q。早大のセンターパスから試合開始。序盤から攻守の入れ替わりが激しい展開が繰り広げられた。MF岡林亜美(人2)がボールを奪い、FW坂井希帆(商3)がつなぎ、FW野口奈央(人2)がゴール付近を狙うパスを渡すも、相手のディフェンスに阻まれる。中盤から集団でせめぎ合うことが増え、ホイッスルが鳴る回数も増えた。Q終了まで相手の猛攻は続き、第1Qを0-0で終える。

△MF岡林
△FW坂井
△FW野口

第2QはFB竹中理菜(社3)やFB磯嶌瑞希(社3)が序盤から相手のパスを積極的にカットし、チャンスを作る。中盤に相手の反則からPCを獲得した関大。WF神崎真子(社3)がパスを出すが、相手にボールを奪われチャンスを掴めなかった。その後は、DF高杉美羽(情1)やMF岡林がパスカットなどのディフェンスを見せ、相手に得点を許さなかった。

△FB竹中
△FB磯嶌
△DF高杉

流れを変えたい関大。第3Qでは序盤から相手に二度もPCを許すが、GK内海晴(法3)を中心に防ぎ切った。中盤から関大が主導権を握る。8分には、FW坂井のアシストからMF岡林が鮮やかな先制点を決めた。その後、PCを獲得しFB竹中がシュートを放ったが、ファウルとなり得点にはならなかった。その後は、シュートを何度も放つが決められず、第3Qを1-0で終える。

△先制点後の選手たち

第4Q。リードを広げたかった関大だが、序盤と中盤で相手にPCで2点決められ、逆転を許す。その後、相手に主導権を握られ苦しい展開が続くが、FB河野凪咲主将(社4)を中心にパスカットなどで相手をなんとか抑える。そして試合終了15秒前、関大はPCを獲得し、FB竹中のアシストからDF高杉が同点ゴールを決めた。そのまま第4Qは終了。試合はSO戦へともつれ込む。

△FB河野主将
△FB河野主将
△試合終了間際に同点

SO戦。1本目をDF高杉、2本目をFB竹中がそれぞれゴールを決める。しかし、その後の3本を立て続けに失敗し、結果は2-3。早大に敗北した。

無念なことに、王座決定戦は初戦敗退となった関大。次の秋季リーグでの活躍に期待だ。【文:西村果凜/写真:岩口奎心・早川莉央】

△試合後の選手たち

▼河野主将
「最初、目標として1Q目から点を取りに行くことを掲げていたが、3Q目でやっと点数がとれて、自分たちの流れを持って行けた。そこから相手校に点数をとられてしまい、相手のペースに持って行かれたことが反省点。(今日の試合を踏まえて)初心者と経験者が混在しているチームなので、今日も経験者に頼ったプレーが多くて、ずっと経験者が(ボールを)持っているという状況があったので、もっと全員がボールを触れるようにしたい。また、個人の技術も上げていきたい。(今後の目標は)次の秋リーグで勝つこと。今まで勝とうと言っても惜しいで終わることが多かったのでしっかり勝ちきれるように頑張りたい」

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