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強豪相手に3-0で敗戦。全国への道途絶える

強豪相手に3-0で敗戦。全国への道途絶える

◇第69回全日本学生選手権大会出場校決定戦◇対天理大◇9月25日◇於・グリーンランドみずほ◇

[第1Q]関大0-0天理大

[第2Q]関大0-1天理大

[第3Q]関大0-1天理大

[第4Q]関大0-1天理大

[試合終了]関大0-3天理大

強豪の壁がインカレ出場への道に立ちふさがった。1回戦の甲南大戦に勝利し、迎えた2回戦。昨年1部リーグ2位の強敵・天理大との一戦は、終始雨が降り続けることに。思うようなプレーができない中立ち向かったが、0-3の完封負け。インカレへの切符を手に入れることはできなかった。

開始直後から緊張が走る。30秒で相手にペナルティーコーナー(PC)を許し、いきなりピンチを招く。だが、GK若生知嵩(化生2)が手で阻止。失点は免れる。その後、相手先行のゲーム展開となり、やっとの思いで関大ゴールへ近づいたのが開始4分。少しずつ攻撃の時間が増えるも、相手の固い守りでパスが思うように通らず。両チーム無得点のまま第1クオーター(Q)を終える。

続く第2Qでついに得点を許す。開始5分、PCを与えると、1度はゴールを防いだものの、隙間を狙われ先制される。反撃したい関大は、森川瑶(よう=人1)が積極的なプレーを見せ、チームをけん引。サイドでの攻撃も増え、得点への突破口を探るが、相手がそれを上回るディフェンス力を見せる。

第3Qは少し雨が弱まり、本来のプレーが少しずつ見えるようになる。だが、それは相手も同じで、このQ半分が経過後、細かいパスでつながれ2点目を失う。

なんとか一矢報いたい関大は、最終Q、森川瑶、森川大(人4)の兄弟コンビでゴール前までつなぐも、得点にはつながらず。相手もさらなる追加点を狙いにくる。若生の好守も光るが、相手が一枚上手だった。残り5分で激しい攻防の末、さらに1点を追加される。ラスト5秒、ゴール前の水川幹也(経2)にボールが渡り、ラストチャンスとなるが、相手にはばまれ得点ならず。インカレへの道はここで途絶えた。

△森川大
△水川

グラウンドコンディションの悪い中、最後まで奮闘した関大。全国への道は途絶えたが、まだこのチームでの戦いは続く。1部で関大ホッケー部が見られるときはもうすぐだ。【文:中西愛/写真:中西愛・森本明日香】

▽笹木大聖主将(経4)

「点差は3-0という結果になったが、雨が降っていなかったらもっといかれていたのかなと。秋リーグであたる可能性があるので対策したい。雨が降っていたのでボールが転がらなかった。上に上げるボールが多くなった。向こうはトラップが止められていて、一方、自分たちはトラップができなかったので、こういう点差になったのかなと思う。シュートチャンスが圧倒的に少なかったのが得点できなかった原因。相手は基礎がしっかりしていて、ストロークとトラップという、基礎の差でやられてしまった。(秋リーグに向けて)目標は5位以上。それでも今日のようなレベルの高いチームとやることになるが、他のチームから情報を聞いて分析して、こういう風に攻められる場面が多いなら守りの練習をするなど、強いチームの対策もしていきたい」

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