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強豪相手に敗戦も、良い経験に

強豪相手に敗戦も、良い経験に

◇2024年度関西学生春季リーグ戦◇対天理大◇4月13日◇於・親里ホッケー場

[第1Q]関大0ー4天理大
[第2Q]関大0ー2天理大
[第3Q]関大1ー3天理大
[第4Q]関大0ー3天理大
[試合終了]関大1ー12天理大

ついに開幕戦を迎えた春季リーグ。初戦の相手は強豪・天理大だ。序盤から立て続けに失点を許し、終始苦しい展開。後半にはサイドを使った攻撃を中心に反撃を見せる。第3クオーター(Q)にFW吉田有我(法4)、FW高木祐翔(経1)がパスをつなぎ、最後はFB和田陽向(人3)がシュートを決め反撃。しかし、点差は縮まることなく敗戦となった。

△試合前の円陣

△FB和田

相手のセンターパスから始まった第1Q、開始2分で先制点を奪われてしまう。序盤から相手の猛攻を受け、4分に追加点を与え苦しい展開に。それでも自陣ゴール付近でFW吉田、FB森優吉主将(商4)を中心とした守りを見せる。10分にはMF中川樹(商2)のパスカットから反撃を試みるもシュートにはつながらなかった。

△MF中川樹

第2Qも相手ペースで試合が進む。ペナルティコーナー(PC)を連続で許し、失点。MF中川樹がドリブルで攻めるも、なかなか攻撃の糸口をつかめない。守備ではゴール前で粘り強さに加え、GK田中雄生斗(商4)の好セーブで失点を防ぐ。前半終了間際、FB村田蒼生(社2)がパスカットから攻め上がるも得点ならず、前半終了。

△FB池田風雅(文3)

第3Qは開始5分、相手に連係プレーで得点を許す。反撃したい関大は、MF川﨑陽奈太(経2)からFW吉田とつなぐ攻撃でPCを獲得。このチャンスにFB和田が力強いシュートを放つもゴールならず。7分にFW吉田のドリブルからFW高木へとボールが渡り、最後はFB和田が迷いなくシュートを放ち、チーム初得点。その後も、FW中川光(経3)、FW西村駿臣(たかおみ=法4)、FW五十棲智輝(社2)らが攻め続ける。守備では途中出場のGK高瀬悠貴(人1)が再三の好セーブを見せた。

△GK高瀬

第4QもGK高瀬が連続セーブで会場を沸かせる。FB和田、FB森主将のカットとFW吉田を中心とした攻撃を見せるも点差は広がり、1ー12で敗戦した。

後半は攻撃の時間が増え、守備でも再三ピンチを防いだものの、序盤から主導権を奪うことができなかった。次戦の福井工大も強敵だが、勝利を信じ向かっていく。【文/写真:櫻田真宙】

▼森主将
「(新チーム初の試合、どんな思いで臨んだか)勝つことも大事だったのですが、その中で目標を作っていました。その目標が、PCを 5本以上取り切ることを目標としてやっていましたが、結果としてサークルインや、コーナーも少なかったので、目標は達成できなかったかなという印象です。(初出場の選手もいた)経験者の人はしっかり役割を全うしてくれたのかなと思います。その一方で、理解力や自信がない選手も多かったので、そういうところは今後の課題かなと思いました。(後半につれて状態が良くなっていったが、何か声かけはあったのか)あります。具体的には、右サイドから攻撃すること、ディフェンスに関してはサークルの外で守りきることと、ゴールサークルの中ではスティックを下ろすことを言ってきました。(次戦に向けて)次も強豪校ですが、気負いせずに、今回の天理戦で学んだことも多かったので、それを練習で活かして次の試合に挑んでいきたいなと思います」

▼FB和田
「(試合を振り返って)結果のスポーツなので、絶対結果を見たら全然良くないし、立ち上がりに失点したが後半は割と攻めていたので、後半ぐらいの攻めを普段からできるようにしていかないといけないと思いました。課題が多い試合だったかなと思います。(後半、雰囲気や攻撃が良くなったがその秘訣は)点を取られてもいいから、とりあえず1点だけでも取りにいこうと攻めの姿勢でした。攻められている時こそ守るのではなくて、攻めの姿勢でプレーをしたから変わったのかなと思います。(得点の場面を振り返って)あの場面は僕のゴールでしたが、その前のFW高木がしっかりと最後まで頑張って粘ってくれたことが大きかったです。やっぱり1年生に好機を演出してもらったら3年生が責任を持って決めるべきなのかなと思ったので、点を取らせていただきました。(次戦に向けて)僕らが目指しているのは、聖泉大学に勝つことなので、それにつなげられるような、いい試合をしたいと思います」

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