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リーグ初戦で白星を飾る

リーグ初戦で白星を飾る

◇2024年関西学生春季リーグ◇対京大大体大合同チーム◇4月28日◇於・天理親里ホッケー場

[第1Q]関大0-0合同チーム
[第2Q]関大2-0合同チーム
[第3Q]関大0-0合同チーム
[第4Q]関大2-0合同チーム
[試合終了]関大4-0合同チーム

2部リーグに降格中のMF山下日菜子主将(社4)率いるホッケー部女子。2部リーグ優勝と1部昇格が最終目標だ。初戦は京大、大体大合同チームと対戦。

第1クォーター(Q)、関大ボールから試合がスタートした。開始直後からMF山下主将と10とFB髙杉美羽(総情2)がボールを前に送る。開始2分、山下から高杉へゴール前へのスルーパス。しかし、タイミングが合わなかった。5分にも山下が華麗なスティック裁きで左サイドからゴールを狙ったが外れてしまう。残り4分で、FW山根奈菜子(社3)、FW神崎真子(社4)、FW荒木萌香(人3)の3名を投入し、突破口を模索するも第1Qは無得点に。

△円陣を組む

前半終了までに先制点をあげたい第2Q。開始直後から、MF山下主将がゴールチャンスを演出する。すると開始3分、左サイドからFW野口奈央(人3)が強烈なシュートを打ち込み、ゴール。先制点を獲得。終始、相手側23メートルラインでの攻防が続く中、DF徳田琳(社1)が積極的にゴール付近にボールを送る。開始8分にFB竹中理菜(社4)がゴール右側に絶妙なパスをするも繋がらず、チャンスをつかめない状態が続いた。試合が動いたのは、残り4分。相手のトラップミスでペナルティコーナー(PC)を獲得する。MF山下主将がゴールをきめる。前半は2ー0と有利な展開で終了した。

△FW野口

△DF徳田

第3Qは相手ボールから開始。直後にDF齋藤奈津美(社1)がボールをカットし、ボールを前方に回す。開始1分、野口がシューティングライン内でPCのチャンスを獲得。しかし、シュートのタイミングが合わず追加点のチャンスを逃した。その後、2分、5分に山下が2回のシュートを試みるもキーパーに止められ、ゴールとはならず。第3Qでは何度もゴールチャンスを得たが、無得点で最終Qに突入した。

△DF齋藤

最終第4Q、初戦を大差で勝つために追加点が欲しいところ。相手フィールド内での試合が続くも、合同チームが粘りを見せ、なかなか点数を取らせてくれない。それでも、残り5分に髙杉のアシストから山下がシュートを決める。残り1分にもPCを獲得し、山下がこの日3点目のゴールを決め試合は終了。

△ハイタッチをする選手たち

新年度、新入生2名が入り再出発を果たしたホッケー部女子。終始、攻めの姿勢で初戦無失点と好調だ。一方で、1部リーグに復帰する上で課題は山積している。常に高みを目指し、次戦の同大戦でも必ず勝利してくれるだろう。今後のホッケー部女子に注目せよ。【文:丸山由雅/写真:森奈津子】

▼MF山下主将
「(試合の勝利について)勝ち切るっていうのはすごい大事なことだと思うんで、それは良かったと思います。反省点としては、日頃の練習からもっと逆サイドを狙うとか、細かいことの目標をもっと立てていけたら良かったかなと思っています。課題である得点を決め切るっていうのは常に意識して練習してきたんですけど、 その本番で出し切れてないというのはもっと練習を改善してと決めきれるようにできるようになったらいいかなと思っています。一方で、前回だったらヒットしてシュートみたいな形の単調だったんですけど、 今回は短いパスをつなげていくとか、ロングパスをつなげるっていうバリエーションが増えたかなという成長も感じています。(次戦に向けて)1つ1つの試合を大事にしながら、入れ替え戦で1部昇格できるように。同大戦では5ー0で勝てるように頑張ります」

▼DF徳田
「最初は結構緊張したんですけど、全力で声とか出してチームに貢献できるように意識しました。自分はディフェンスとして出たんですけど、 正確なパスとか相手とか見方をしっかり見るっていうことを目標に頑張りました。同大戦に向けても、日々の練習を全力でやり切って、試合につなげていけるように頑張りたいと思います。」

▼DF齋藤
「大学生になったら監督に言われるのではなくて、チーム内で話し合って次はこうしようみたいな話し合いをして、みんなで高め合っているところが大学の試合はいいなと思いました。試合では自分は左バックなので。右攻撃を止めようとずっと思いながら試合やってました。それができてよかったと思います。同大戦絶対勝ちます」

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