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インカレ出場校決定戦2戦目は黒星

インカレ出場校決定戦2戦目は黒星

◇第42回女子全日本学生選手権大会出場校決定戦◇対聖泉大◇9月25日◇グリーンランドみずほ◇

[第1Q]関大0―1聖泉大

[第2Q]関大0―4聖泉大

[第3Q]関大0―0聖泉大

[第4Q]関大0―0聖泉大

[試合終了]関大0―5聖泉大

雨が降り続ける中、インカレ出場校決定戦第2戦目が行われた。第1戦目の京大戦で勝利し、次に挑んだ相手は聖泉大。強豪を相手に、少しでも失点を防ぎたいところだったが、序盤から押される展開となった。

試合開始後すぐにシュートを放たれ、ピンチに陥る。しかし、GK北條実羽(社4)主将が相手をしっかり見てゴールを死守。その後も一方的に攻められ、第1クオーター(Q)中盤までに2度のペナルティーコーナー(PC)を献上。2度目の相手PCでは、相手の技術力に敵わず1点目を奪われた。後半に突入しても、得点される危機が何度も訪れたが、DF藤重藍(情2)やDF板倉早希(社3)、DF髙橋咲穂(情3)らディフェンス陣の活躍で、さらなる得点を防いだ。

DF藤重
△ DF髙橋

第2Qでは一層、相手のペースにのまれることとなる。開始2分でPCを与えると、1度はGK北條がセーブするもこぼれ球を押し込まれ失点。相手の勢いを止めることはできず、中盤までに連続でゴールを許した。そして、第3Q残り5分のところでMF荒川怜菜(商3)の顔にボールが直撃。試合が一時中断され、関大に不穏な空気が流れた。

△FW安福千晶(文3)

攻撃できる機会が訪れたのは第3Q。DF藤重が粘り、相手ディフェンス2人をかわしてFW吉井菜月(商2)につなげる好プレーが見られる。終盤には、MF山本彩花(人3)が攻め上がりボールはFW竹紗弥花(文2)へ。ゴール前に相手ディフェンスがいないチャンスが到来するが、雨に濡れた地面でスリップしてしまい、得点とはならなかった。

△ FW竹
△MF森本千緋呂(法2)

第4Qでは、DF藤重とMF山本がサークル内でゴールを狙い惜しいところまでくる。しかし、その後は攻撃のチャンスを作ることができない。試合終了間際には3回続けてシュートを打たれたものの、GK北條主将が全てのボールを防ぐファインセーブで乗り切った。最後にPCを与えたが追加点は入らず、このQでの失点を免れた。

△GK北條主将

結果は0―5と離されてしまったが、雨の中最後まで走り切った。現時点では、秋季リーグの開催も発表されている。次戦では、1年生も入れた新たなチームで1戦でも多く勝利をつかむ。【文:森本明日香/写真:中西愛】

▼北條主将
「(雨の影響は)相手は格上だったけど、雨でボールも進まないから攻められることは少なくなってこっちとしては有利だと思った。でもボールが進まない分こっちのボールも進まないということだから、ミーティングのときに雨であることを考えてやっていこうと話していた。でも、試合が始まったらコートも普通の状態に戻っていたから、いつも通りに試合ができたと思う。1Q、2Qはだいぶ押されているという感じだった。やっぱり、相手はタッチとかがうまいので、PCでの失点は正直仕方ない部分はあったけど、できるだけ点を取られないようにしようと言ってきたから直すべき所だと思う。(連続で失点したときは)完全に相手の流れで、フィールドゴールも2点くらい入れられたというのは結構痛かった。3Q目は結構攻めることはできてたからそこは良かったと思う。でもその分、相手にカウンターをされたときに後ろが薄くなって、フリーで攻められることが多かった。攻めている分仕方ないけど、早く戻ってくるようにしてほしい。23日、25日の試合をトータルで見て、もちろん経験者の咲穂(=髙橋)、彩花(=山本)、藍(=藤重)はいつも通り活躍してくれたけど、千緋呂(=森本)とか菜月(=吉井)とかの2回生の上達も見えた。23日の試合では千緋呂がタッチを狙っていってくれたりというのもあって、その成長が見れたのが良かった。(秋リーグに向けては)1回生が4人入ってくれて、一緒に戦っていきたいので、まずは1回戦にしっかり出られるように教えるのと、1年振りのリーグなので、どういう形で行われるかはわからないけど勝ちを狙っていきたい」

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