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リーグ最終戦、熱戦を制し神院大に勝利!

リーグ最終戦、熱戦を制し神院大に勝利!

◇令和4年度関西学生春季リーグ戦第5節◇対神院大◇5月10日◇大阪市立千島体育館◇

[S1]○小山2(21-19 17-21 21-12)1野田
[S2]●中田0(11-21 21-23)2土井
[D1]○高橋・小山2(21-17 23-21)0白水・野田
[D2]●中田・丸山0(17-21 12ー21)2土井・吉田
[S3]○高橋2(19-21 21-12 21-11)1藤原

○関大3-2神院大

春季リーグもいよいよ最終戦。シングルスとダブルスでそれぞれ1勝し、決着はS 3でつく展開に。最後に登場した高橋快(文3)が長時間に及ぶ熱戦を制し、関大に勝利をもたらし、リーグ3位となった。

S1では小山志月(文1)が先制点を奪われ、そこから相手に4連続ポイントを許す。だが焦ることなく、長いラリーを制すなど得点を重ね、相手に7連続ポイントをお見舞いし、リードする。相手に前後に動かされ苦戦するも、最後は取り切り21ー18で1ゲーム目を勝利。2ゲーム目では相手に6点を先制され、追いかける展開となる。持ち味の鋭いスマッシュで点を稼ぎ、1点差まで追いつくも最後はミスショットが続き惜しくもこのゲームを取られ、ファイナルゲームに持ち込まれる。先制点を奪い、ネット前のショットも決まり序盤から4点リードでゲームを進める。長いラリーを最後はネット前のショットで決めるなど1点を確実にもぎ取り9点差でS1は勝利する。

△小山

S2には中田悠貴主将(シス理4)が出場。序盤に4連続ポイントを取られるも、5点をすぐに返し相手に迫る。だが相手の連続ポイントは止まらず点を取り合うシーソーゲームとなる。だがインターバル後相手のスマッシュが冴えまくり、一気に7連続ポイントを許してしまう。その勢いのままこのゲームは取られた。2ゲーム目ではスマッシュを決め、中田主将の声が会場に響き渡る。5連続ポイントを獲得し、ペースを握るもスマッシュがネットにかかり得点を縮められ、11点目を先に取られる。しかしその直後、サービスエースやスマッシュが決まり7連続ポイント。一気に相手を突き放す。だが追いつかれディースに持ち込まれる。最後相手に2点決められ悔しい敗北となった。

△中田主将

次に登場したのは高橋・小山組だ。3点リードされるも、スマッシュが決まるなど5連続ポイントでリードに成功。最後小山がネット前のショットで20点目、高橋がスマッシュで21点を決めこのゲームを取る。第2ゲーム目もその勢いは止まらず、4点先制する。緩急のあるショットで小山が最後、球をネット前に落としたり、高橋が強烈なスマッシュを放ち、得点を重ねていく。相手も負けじと2人の隙を突くショットを放つなどで得点していく。追いつかれ、ディースとなるも冷静に対応し、きっちりと2ゲーム目も取った。

△高橋
△小山

D2で勝利すると5戦目は勝利するという場面。登場したのは、中田・丸山慎太郎(安全2)組だ。ラリーを制し、先制点。しかし2人の間を抜けるショットを決められ同点に。そこからは1点を取り合う拮抗(きっこう)した展開となる。サービスエースを決める場面もがあるも、17―21でこのゲームを惜しくも落とす。第2ゲームは3点先制され、不利な状況から開始。しかし、4連続ポイントですぐに追いつく。丸山がフェイントをかける場面があるもなかなかショットが決まらない。そのまま終始相手のペースでD2は黒星となった。

△中田主将
△丸山

勝敗を託されたのは高橋だ。第1ゲームからスマッシュやネット前のショットを放ち、得点する。しかし相手にクロスを決められこのゲームは敗北。あとがない状況もそれをもろともせず3連続を先制する。その勢いのまま一気に相手を離し、9点差をつけて圧勝。ファイナルゲームでも連続ポイントを何度も重ねていく。しかし相手も得点を取らせない。何度も粘ってなかなか1点を取ることができない。しかし最後、高橋がスマッシュを決め2点とりこのゲームも勝利で終えた。

△高橋

春季リーグ、3位となった関大。最後、勝利を収め春季リーグを笑顔で終えた。次に挑むは個人戦。リーグで見えたそれぞれの課題を潰し、個人戦で1勝を上げていく。【文:中山秋桜津/写真:牧野文音】

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