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富士山女子駅伝は悔しさ残る15位

富士山女子駅伝は悔しさ残る15位

◇富士山女子駅伝・2021全日本大学女子駅伝選抜駅伝競走◇12月30日◇富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場(7区間43.4km)◇

【結果】15位 関大 2時間31分26秒

(1区4.1km:木下、2区6.8km:伐栗、3区3.3km:樫原、4区4.4km:石松、5区10.5km:柳谷、6区6.0km:近藤、7区8.3km:飯島)

10月に行われた社の都駅伝では10位。リベンジを果たすべく今大会に挑んだ。だが、結果としては15位。悔しさの残る幕引きとなった。

1区には一昨年もこのコースを走った木下茜(人3)が登場。1区からいい流れを作りたいところだったが、まさかの転倒のアクシデントが起こってしまう。出鼻をくじかれるスタートとなった。

続く2区には1年生の伐栗夢七(法1)を起用。積極的なレースを進め、順位を上げるも20位に留まる。依然として苦しい展開が続いた。

△木下(左)と伐栗
△樫原(左)と伐栗

なんとか流れを変えたい関大。3区樫原真未(文4)、4区石松空(文1)が巻き返しを図るも、思うように順位を上げられない。4区終了時点で20位となった。

△樫原(左)と石松

最長区間5区を任されたのは柳谷日菜(経4)。エースとしての意地の見せどころだ。「自分の走りで順位を1つでも上げよう」。その言葉通り力走を見せ順位を3つ押し上げる。区間7位の走りで関大に勢いを与えた。続く6区の近藤来那(人2)、アンカーの飯島果琳(政策2)もその勢いに続く。近藤が順位を守り、飯島が最終区で快走。区間1桁まであと一歩の11位、チームとしては2つの順位を上げフィニッシュラインを切った。

△飯島

昨年に好成績を収めただけに、今大会の結果は悔しいものとなった。「上の学校を見たら負けてはいけない学校にも負けているので力を付けていってほしい」と柳谷。駅伝シーズンも佳境を迎え、次戦となるのは男女混合駅伝。勢い見せる男子と力を合わせ、再び全国の地での躍動を誓う。【文:宮本晃希/写真:宮本晃希・小西菜夕・水野翔太】

▼柳谷
「1区の木下が転倒してしまって、それを聞いたのがアップの後ぐらい。順位が22位ということで少し予想外で流れは悪い状況だった。それでも自分の走りで、タイムというより順位を1つでも上げようとしていた。私自身、区間新記録を出された3人とは力の差はある。本当はそこと競っていかなくてはいかないけど、今の自分には実力が足りない。その次の4位や5位の選手とは自己ベストがそこまで変わらないので、いい勝負ができたらなと思っていた。でも、結果は20秒ぐらい開けられて、その他の選手にも負けてしまったので悔しい。(チームとしては)今年は全日本同様あまりいいチーム状況ではなかった。昨年は全日本5番、富士山8番で、個人で見ても1桁の順位が多かった。でも今年は自分しか1桁の順位を出せていなくて厳しい状況。15位という結果は順位も悪いし、上の学校を見たら、負けてはいけない学校にも負けているので、次は力を付けて戦っていってほしい。(次戦の男女混合駅伝に向けて)男子は亀田くん(仁一路=安全2)とかが勢いをつけていて、その他にもチームとして力が高まっているなと今年1年感じてきた。女子も負けていられないし、個人としても今日の区間7位で悔しい思いをしたので、男女混合駅伝こそは、6人で力を合わせて優勝する」

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