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宿敵・関学大相手に惜敗

宿敵・関学大相手に惜敗

◇2024年度関西大学連盟春季リーグ戦第7日◇対関学大◇5月6日◇於・関西大学中央体育館

[第1セット]関大24-26関学大
[第2セット]関大26-24関学大
[第3セット]関大20-25関学大
[第4セット]関大26-24関学大
[第5セット]関大11-15関学大
[試合終了]●関大2-3関学大

ホームでの開催となったリーグ7戦目は宿敵・関学大と対戦。第1セットから一進一退の攻防が続いた。多くの応援を背に粘り強い戦いを見せるもあと一歩、届かず。フルセットの接戦を制すことができず、惜敗となった。

第1セットは関大のサーブから試合開始。先制点は取られたが、小山海皇(みこと=人1)のスパイクで同点とした。その後は取っては取られる展開が続く。矢倉龍人(人3)のブロックと川内歩人(商2)のアタックが決まり、ブレイクした。関大に流れが傾いたと思われた場面で相手がタイムアウトを要求。そこから流れが変わった。アタックがブロックされ、18-19で関学大に逆転を許す。両者点数を取り合い、23-24で迎えた相手のセットポイント。ここで関大が2回目のタイムアウトを使う。タイムアウト後は池田幸紀(商2)が粘り強くボールを拾い、好機を作った。川内がスパイクを決め、デュースにもつれ込む。しかし、守備の隙をつかれ、接戦となった第1セットを落とした。

△小山

続く第2セットは序盤からリードする。しかし相手の攻撃をブロックできず、逆転をされた。タイムアウトを有効に使い、再びリード。中島康介(文3)のクイックと小山のアタックでさらにリードを広げた。相手の追い上げを食らう場面もあったが、逃げ切り26-24でこのセットを奪い返す。

第3セットは第2セットと異なり関学大がリードする展開に。川内と中島のブロックから少しずつ流れをつかんだ。小山のスパイクで一時は逆転するも、タッチネットやサーバミスで徐々に点差が離れていき、20-25で取られてしまう。

△川内

絶対に取りたい第4セットは相手サーブから始まった。序盤は点を交互に取るが、小山のサーブから相手を崩し、攻撃につなげる。8-3とリードした場面で相手がタイムアウトを要求。少しずつ相手が追い上げるもリードを許すことはなかった。このセットもデュースに入るが、安平瑠也主将(商4)のトスからから隅田嵐(社4)が決め、このセットを取る。

△安平

△隅田

迎えた最終セット。このセットも両者譲らぬ互角の戦いが繰り広げられ、応援にも熱が入る。相手の強烈なスパイクが決まり、関学大が一歩前に出た。粘り強くボールをつなぐも決め切ることができない。ブレイクを取り追い上げるが、最後はブロックされ、試合終了。セットカウント2-3で惜敗となった。

3勝4敗となった関大。これ以上は負けられない。チーム一丸となり一戦必勝で戦い抜く。【文:井藤佳奈/写真:森奈津子】

▼隅田
「(どのような対策をして挑んだか)基本的にアナリストが対策を組んでくれていて、ブロックの位置とかレシーブの位置とか対策してやったんですけど、思った以上に飛ばされたりとか、拾えない球が多くて苦戦しました。(第4セットに関しては)絶対に取らないと負けが確定なので絶対に取るという気持ちで。自分が点数をもぎ取るぞという気持ちでやりました。(自身のプレーを振り返って良かったところは)要所で決めれたところや課題だったバックアタックとかは決めれて良かったんですけど、改善点があるので以後頑張りたいと思います。(今日見つかった課題は)緊張して力が入ってしまったミスが多くなったりとか決めきれないところがありました。最上回生なのでやはりそこは決めて、後輩を引っ張ってあげないと苦しい場面が多いと思うので。そういう所が課題ですね。(次戦の意気込みは)次は絶対勝ちます」

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