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強さを感じた最終日

強さを感じた最終日

◇全日本学生柔道Winter Challenge Tournament 2024◇2日目◇2月18日◇於・天理大学杣之内第一体育館

 

[男子66㌔級]
松村優一(人3) 1回戦敗退
内田寿大(経3) 2回戦敗退
白石瑛嗣(人3) 1回戦敗退
児玉隼人(社1) 1回戦敗退

 

[男子81㌔級]
広岡侑希(人3) 3回戦敗退

 

全国最終日は関大から5名の選手が出場。広岡は3回戦に進むなど健闘するが、強い選手との差を感じる結果となった。

 

出場選手5名の中で1番最初に登場したのは男子81㌔級の広岡だ。足を出し着実に相手を崩す。試合開始53秒に裏投で一本を取り、2回戦に駒を進めた。2回戦では一進一退の攻防が繰り広げられる。残り2分30秒に出足払と横四方固の技あり2つで勝利をつかみ、3回戦進出を果たした。3回戦では相手の技をかわすことができず一本負けとなる。

△広岡

男子66㌔級には4名の選手が出場した。松村はスピード感のある試合を繰り広げる。組み手攻防を制し釣り手をつかむが、技をかけることができず延長戦に。相手に技ありを決められ敗れた。

△松村

児玉は引き手をつかむも技をかけることができず、相手のペースで試合が進む。小外刈の一本で無念の敗退となった。

△児玉

白石は序盤から積極的に技を仕掛けていく。しかし残り2分30秒で相手に技ありを決められた。その後は指導を2つ取られる場面もあったが、果敢に攻め続ける。惜しくも技を決めきることができず、黒星となった。

△白石

2回戦からの出場となった内田は組み手争いを制し、相手に圧をかけていく。しかし技をかけきれない。指導を2つ取られ、後がない状況になる。両者譲らぬ互角の戦いが続き、延長戦に突入。延長戦に入ると相手に技をかけられる場面が増える。相手に袖車絞で一本を取られた。7分38秒の長い戦いを制すことができず惜敗となる。

△内田

この大会で得たことを生かし、強い相手に挑み続ける関大柔道部。新チームでさらなる高みを目指す。【文:井藤佳奈/写真:稲垣寛太】

 

▼広岡主将
「(1回戦を振り返って)思い切っていつもの練習通りの柔道ができたと思います。(どのような気持ちで挑んだか)チームとして全国の強い人たちが集まるので、新チームになって強い選手とどう戦うか。強い人を肌で感じられる大会なので一矢報いれたらなっていう気持ちで行ったけど、全然歯が立たなかったっていうのが現状です。(2回戦を振り返って)1回戦よりもレベルが上がって強かったんですけど、決めれるとこを決めきれた。ミスなくいけたので良かったかなと思います。(この大会で見えた課題は)関東勢とかは力も技術も格上だから、そことどう戦うかですね。(次の大会への意気込みは)次の大会は自他共栄カップでそれは関東などの強いチームと戦う団体戦です。新チームになって初めての大阪以外の大会なので、対戦相手は結構厳しいですけど、一矢報えるように、何か得られるように頑張りたいと思います」

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