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悔しい結果の全国初日

悔しい結果の全国初日

◇ 全日本学生柔道Winter Challenge Tournament 2024◇1日目◇2月17日◇於・天理大学杣之内第一体育館

 

[男子73㌔級]
河野諒(商3) 1回戦敗退
桜井信之(文2) 2回戦敗退
若林一輝(人2) 1回戦敗退
髙田晋吾(人1) 1回戦敗退

 

[男子90㌔級]
尾古礼夢(人3) 3回戦敗退
牛丸素成(人2) 2回戦敗退
渡邉大虎(人1) 1回戦敗退

 

2日間にわたって開催される今大会の初日は7名の選手が出場した。1つでも多くの勝利をつかみたかったが、納得のいく結果とはならなかった。

 

男子73㌔級には4名の選手が出場した。髙田は序盤から一進一退の攻防が続く。組み手をつかむが技を決めることができない。残り時間が半分を切ったところで相手に一本を取られ黒星となった。

 

河野は序盤から激しい組み手の取り合いを繰り広げた。しかし2つ目の指導を取られてしまい、追い込まれる。その後相手に一本を決められ、敗北した。

△河野

桜井は釣り手をしっかりつかみ、積極的に技をかけようとする。拮抗(きっこう)の試合展開で延長戦へ。互いに指導を2つ取られてしまうが、足をかけ相手の体勢を崩し、一本を決めた。延長戦を制し2回戦に進出。2回戦では強豪・明大に属する石塚と対戦する。両者とも技を決めきることができない。激しい組み手の取り合いを制され、技ありを決められた。

△桜井

若林は足を出すが相手を崩すことができない。残り1分で相手に技ありを決められる。その後、攻め続けるも相手の隙をつくことができず敗れた。

 

男子90㌔級は3名が出場。渡邉は引き手をしっかりつかむが、なかなか技をかけることができない。残り1分10秒で2つ目の指導を取られてしまい後がない状況に。粘りを見せ、延長戦に突入するが3つ目の指導を取られてしまい反則負けとなった。

△渡邉

牛丸は相手の技をさばきながら組み手から積極的に技をかける。足で相手の体勢を崩し、崩上四方固めで技ありを決めた。2回戦は組み手を取ることができず、一本負けとなる。

△牛丸

尾古は両者譲らぬ互角の戦いが続き、延長戦に突入。足を出し確実に相手を崩す。肩車で技ありを決め、勝利を収めた。2回戦の序盤は相手のペースで試合が進んだが残り2分55秒で技ありを決め、一歩リードする。その後は相手の攻撃を冷静にかわし、3回戦に駒を進めた。相手は強豪・国士大の四元だ。釣り手を取り、足を出すが相手を崩すことができない。お互い指導を2つ取られる緊迫した状況に。しかし残り57秒で一本を決められ、悔しい表情を見せた。

△尾古

強豪相手に粘り強く戦い抜いた。勝利を目指し、明日も5名の選手が試合に挑む。【文:井藤佳奈/写真:稲垣寛太】

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