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前半リードも2回戦敗退、松本男ハン終幕

前半リードも2回戦敗退、松本男ハン終幕

◇第66回全日本学生選手権大会◇対早大◇11月5日◇於・函館大学付属有斗高校

[前半]関大14-10早大
[後半]関大10-23早大
[試合終了]関大24-33早大

迎えた全日本学生選手権大会(インカレ)2回戦。昨日の勢いそのままに勝利し、ベスト8へ名乗りを上げたいところだ。試合は開始から相手に4連取を許し、0-4と苦戦する。しかし、中盤からGK若宮宏希(安全2)が相手シュートを何度も止める活躍を見せる。その間に追い上げ、4点リードで相手を離し後半に突入した。前半同様、関大が主導権を握りたいところだったが、相手ディフェンスが圧をかける。ミスを誘われ、速攻に持ち込まれる展開が続いた。立て直しはかなわず、24-33で試合終了。終わってみれば9点差の敗退となった。

△GK若宮

相手ボールから始まった前半。関大はなかなかシュートが決まらず、相手にいきなり4連取を許してしまった。ディフェンスから気合いを入れ直し、松本大昌主将(文4)が高いところからシュート。さらに、福島悠大(文3)が速攻を決めるなど、点差を縮めていく。両者得点し互角の展開が続いたが、前半折り返しの前に流れが変わる。GK田中星矢(人2)と代わったGK若宮が3連続セーブ。その間に山田凌裕(経4)や白井祐登(人2)が得点。そして、松本主将が後ろから走り込んでシュートを決める。ついに7-7と同点に追い付いた。その後も勢いは止まらず。GK若宮のセーブから、上3枚の松本主将、山田、白井を中心にシュートを放った。そして、山田が獲得した7㍍スローを決め、ついに逆転に成功。終盤には、上ノ原龍哉(人4)も得点する。3連取で点差を広げ、14-10で後半につないだ。

△松本主将
△山田

しかし、後半は苦戦を強いられる。開始直後は点差が変わらない互角の戦いだった。相手に3連続得点を決められ、ついに1点差に迫られる。ここでタイムアウトをはさみ、切り替えを図った。しかし、タイムアウト明けから相手は攻守共に冴える。関大は前半同様、上3枚を中心にシュートを放ったが、なかなか得点に結びつかず。その間に相手は着実にシュートを決めた。ついに逆転され、16分のところで再びタイムアウトを取った。何とか立て直したいところだったが、相手の堅い守備を前になかなか得点できず。池原大貴(社4)のポストシュートや、有本晃人(法4)のサイドシュートを織り交ぜながら攻撃するも決まらず。試合終了が迫る中、痛恨の5連取を許し、残り5分で10点差をつけられてしまった。それでも、終了間際には有本がサイドから、山田がレフトからシュートを決めるなど意地を見せる。前半のリードを守り切ることはできず、今年のインカレは2回戦敗退となった。

△白井
△集合写真を撮る

今試合をもって4年生は引退。松本主将が率いるチームは幕を閉じた。今年度は春リーグ3位、秋リーグ4位と苦戦しながらもチームは強化を続けてきた。インカレ1回戦では劇的な逆転劇を見せるなど、底力を発揮。インカレベスト8、さらにその先の全国制覇は次世代に託された。【文/写真:松尾有咲】

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