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大体大に敗れるも、多数の選手が経験を積む

大体大に敗れるも、多数の選手が経験を積む

◇2023年度関西学生秋季リーグ6日目◇対大体大◇9月18日◇於・大阪体育大学

[前半]関大6ー23大体大
[後半]関大7ー18大体大
[試合終了]関大13ー41大体大

秋リーグ6戦目は強豪・大体大との対戦。試合序盤から相手に主導権を握られる苦しい展開が続いた。タイムアウト後にシュートを決め反撃するも、点差を縮めることはできず敗北を喫したが、収穫のある試合となった。

△村田

前半は相手ボールから始まり、先制点を相手に献上してしまう。そこから相手ペースで試合が進み、一気に5連続得点され、苦しい展開に。関大も村田七奈子(法4)を筆頭に積極的な攻めを見せるも、なかなか得点を決められない。その中で、前半5分、待望の初得点は戎井琴音(商4)のサイドシュートによってもたらされる。そして、信夫麻希(経4)のサイドシュート、戎井のポストシュートでくらいつく。さらに小嶋彩華(商2)のパスカットや望月瑚雪(社1)のリバウンドシュートなど攻守ともにリズムが生まれてくる。しかし、相手の流れるような速攻やサイドシュートを止めることができず、5連続得点を許す。ここで関大はタイムアウトをとり、流れを止める。タイムアウト後には上川華奈(商2)が鮮やかなシュートで反撃する。前半終了間際には、GK大西葵(商2)が好セーブを見せるも相手の猛攻は止まることなく、6―23と大差をつけられて前半を折り返した。

△大西
△小嶋

後半は開始早々に村田の強力なシュートが決まる。しかし、相手の速攻が連続で決まり点差が広がってしまう。信夫のサイドシュート、上川のポストシュートが決まったのも束の間、相手に4連続得点を与えてしまう。ここで再び関大はタイムアウトを取る。その後、信夫のサイドシュートを皮切りに石坪彩瑛(社3)、長尾海琉(みる=シス理1)も積極的にシュートを打つ。終了間際に相手のミスから攻め上がり小嶋がシュートを決めると長尾もサイドシュートを決め、2連続得点を奪う。意地を見せるも大体大に及ばず、13―41で敗北を喫した。

△石坪

関大の秋季リーグ戦績は2勝3敗1分となった。それでも強豪校相手に多くの選手が出場し、経験を積むことができたことは大きな収穫となっただろう。インカレ出場権を得るためリーグ戦、残り3試合の勝利を目指す。【文:櫻田真宙/写真:藤井海】

▽戎井主将
「(試合を振り返って)相手が関西一というか日本一の相手だったので、むしろいろんなチャレンジとか挑戦をしていこうって感じで挑んだんですけど、立ち上がりは何点も速攻でやられて一瞬落ち込んだ時間があったなという印象があります。最後の方は、いつも控えのメンバーの子たちも全員出られました。それで長尾がサイドシュートを初めて得点できたとかがあったので、すごく良かったなと思います。(残りのリーグ戦で力をつけたいこと)あと3試合は私たちにとって、インカレの出場権を取るために、落とせない試合になってくるので、今日の立ち上がりのメンバーが結構けが人とかがいて、フルメンバーではなかったので、残り3試合はフルメンバーでしっかり対策取ってできるようにしたいのと、もう少しディフェンス力を上げたいです。大体大の方とかだったらもう全然シュートを打たせてくれない感じだったので、もっとガツガツいけたらいいなと思います。(どんなことを試したか)そもそも正メンバーではなかったので、練習があまりできていない状態でした。とりあえずメンバーを代えたりだとかフォーメーションもロングシュートが得意な子だとか、切り込んでいくシュートが得意だったりとか、関大の人は本当にはっきり分かれています。村田だったらロングシュートがすごく力強くて、逆に小嶋だったら切り込んでいくスピードのあるプレーが得意です。今までだったらバランスよく回していたけど今日は特化して村田に上から打たせようとか、ポストの選手がブロックして小嶋に切り込ませようとかを意識しました。後は、今まで出ていなかった子がいろいろ出て、小畑穂香(人2)や長尾など全員出られたし、そういうところがチャレンジしたことかなと思います」

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