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春関本戦7日目、松田と中村天が決勝進出を決める!

春関本戦7日目、松田と中村天が決勝進出を決める!

◇2021年度関西学生春季トーナメント◇本戦7日目◇7月19日◇江坂テニスセンター

【男子シングルス準決勝】

○松田2(6-2,6-1)0大植●

【男子ダブルス準決勝】

●松田・大植0(6-4,6-4)0田口・河野(近大)

【女子シングルス準決勝】

○中村天2(6-1,6-2)0山口(関学大)

●坂本0(4-6,0-6)2伊藤(同大)

【女子ダブルス準決勝】

●喜多・齋藤0(5-7,6(4)-7)2小柳・吉田(関学大)

《全日本インカレ選考》

【男子ダブルス本戦選考】

○清原・中村秋2(4-1,5-3)0秋月・棚橋(甲南大)

【男子ダブルス予選選考決勝】

○高橋・堀川2(5-4(4),4-2)0田中・山﨑(兵大)

●銘形・天野1(5-3,1-4,5-10)2合田・堺(兵大)

【女子ダブルス本戦選考2回戦】

○中村天・川本2(4-1,4-2)松野・望月(甲南大)

準決勝が行われた本戦7日目。松田康希(商3)、中村天音(文3)がこれまで以上に質の高いプレーをし、決勝進出を決めた。

関大対決となった男子シングルス準決勝。松田と大植駿(文3)が対戦した。第1セット序盤こそミスが続いた松田だったが、徐々に調子を上げていく。ゲームを連取し、セットを奪った。第2セットでも松田の勢いは止まらない。サーブとフォアハンドストロークで大植を圧倒する。大植は前に出て、ネットプレーを試みるも、松田はうまく隙をつき、ポイントを重ねた。6-1で第2セットをものにし、試合を制した。決勝では、これまで何度も優勝を懸け戦ってきた、宿敵・田口(近大)と対戦する。

△松田

松田・大植組は田口・河野組(近大)と対戦した。キープのし合いが続いた第1セットだったが、9ゲーム目にブレークされ、4-5に。そこから巻き返すことはできず、セットを先取された。第2セットでは、先にブレークに成功し3-1とリードを奪うも、徐々に追いつかれる。互いに高度なネットプレーを続けるも、先にミスが出てしまうことが多かった。セットを取り返すことはできず、黒星を喫した。

△大植

中村天の相手は、関学大・山口。高校時に全国優勝の経験を持つ選手だ。そんな強敵相手にも中村天は落ち着いていた。持ち前の粘り強さを発揮し、さらに鋭いストロークで相手を翻弄(ほんろう)。終始、試合の主導権を握り、決勝進出を決めた。

△中村天

坂本陽菜(法3)は、20年度の全日本インカレで準優勝している伊藤(同大)と対戦した。第1セットを4-6で落とすと、第2セットも流れを掴むことはできなかった。試合を通して、普段のプレーをさせてもらえず、敗北を喫した。

△坂本

喜多美結(化生4)・齋藤ななみ(人3)組は第1、第2セットともにリードされる展開に。猛攻を見せ、巻き返しを図るも、相手の方が1枚上手だった。わずかに及ばず、準決勝敗退となった。

△喜多(左)・齋藤組

全日本インカレ本戦選考に臨んだのは、清原幹太(社2)・中村秋河(商2)組。セットを先取し迎えた第2セットでは、互いにキープの状態が続いた。第7ゲームでブレークに成功し4-3とすると、続く第8ゲームでも相手に流れを渡さず、勝利を収めた。

△清原(左)・中村秋組

全日本インカレ予選出場を懸け戦った高橋勇人主将(経4)・堀川莞世(文1)と銘形剛希(情1)・天野響(社1)組の2組。

高橋・堀川組は、タイブレークの末、セットを先取。第2セットも勢いそのまま4-2で奪い、勝利を収めた。

△高橋(右)・堀川組

銘形・天野組の試合は、10ポイント先取タイブレークにもつれ込む接戦となる。勢いのある相手に対し、強気でプレーするも、惜しくも勝利することはできなかった。

△銘形(左)・天野組

中村天・川本茉穂(人2)組は、実力を発揮し、相手を圧倒した。息のあったプレーでストレート勝利し、全日本インカレ本戦出場を決めた。

△中村天・川本組

今大会はダブルスで決勝進出を逃し、悔しい結果となった関大。しかし、シングルスでは関西を制する。松田と中村天に期待がかかる。【文/写真:遠藤菜美香】

▼高橋

「今年で最後の全日本インカレなので、動きのキレを良くしたり、無駄にエネルギーを使わないように体重をしぼろうかなと思っている。食事管理やトレーニングをしていきたい。単複予選からなので、両方ともしっかりと練習していきたい。特に、サーブやリターンなど、試合やラリーの初めのプレーの確率を上げていきたい。(ダブルスについて)莞世(堀川)が、まだ大学の雰囲気に慣れてないかなって感じるところもあるので、僕が引っ張って行かなきゃいけないと思っている。莞世は実力はあるので、気持ちよくプレーできるように、緊張をほぐせるように声掛けを意識している。インカレまで残り3週間、しっかり取り組んでいきたい」

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