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今季初のストレート勝利で4連勝!

今季初のストレート勝利で4連勝!

◇2024年度関西大学連盟春季リーグ戦第8日◇対帝塚山大◇5月5日◇於・関西大学中央体育館

[第1セット]関大25―23帝塚山大
[第2セット]関大25―22帝塚山大
[第3セット]関大25―18帝塚山大
[試合終了]○関大3―0帝塚山大

ホーム2戦目を迎えた関大女バレ。この日は応援団も駆けつけ、多くの観客が見守るなか、帝塚山大との一戦に臨んだ。

第1セットは鮫嶋優香(政策2)のブロックで先制。その後は両者譲らぬ展開が続き、大きく点差が広がらないまま試合が進んだ。それでも中盤、11―12から関大が4連続得点。後山七星(ななせ=政策1)のスパイクや、鉄壁の守りで3点のリードを手にした。しかしその直後、タイムアウトを要求されると、流れが相手に傾いた。アタックがアウトになるなど思うような攻撃ができず、逆転を許してしまう。追いかける展開となったが食らいつき、3点以上のリードは許さなかった。終盤、20―22から土屋美咲(情2)の2連続得点、川上良江(文4)のダイレクトアタックで逆転に成功する。1点を失いまた追いつかれたものの、2連続得点で25点目。第1セットを先取した。

△鮫嶋(右)

△後山

第2セット序盤はミスが目立ち、3点をリードされる。しかしすぐに立て直し、相手に流れを渡さなかった。土屋のスパイクで同点に追いつくと、後山のバックアタックで逆転し、そこからは試合の主導権を握った。セッターの笹野文乃(文3)、リベロの宗助夢羽(ゆう=文2)がボールに飛びつき、チャンスを演出すると、力強いアタックで得点を量産。終盤には4連続失点で1点差まで詰め寄られたが逃げ切り、セットを連取した。

△笹野

第3セットも関大の勢いは衰えず。序盤こそ拮抗(きっこう)した展開だったものの、中盤に勢いづいた。3度の3連続得点でリードを広げる。相手にサーブ権が移っても、すぐにサイドアウトを奪い、ブレイクさせなかった。徐々に相手を突き放し、最後は川上が得点。危なげなくストレート勝ちを収めた。

△土屋

△伊関万絢(まひろ=文3)

今季初のストレート勝利で4連勝となった。リーグも残すところあと3戦。現在4位の関大は、上位校との対戦も残っている。この勢いのまま強敵も撃破し、さらに上の順位を狙いたい。【文/写真:島田采奈】

▽川上
「(試合を振り返って)リーグが始まって、初めてストレートで勝てたのが大きい。たくさんの応援もあったが、いい意味で気にすることなく戦えたのが勝ちにつながったと思う。4連勝できて、チームの雰囲気もいい。(帝塚山大への対策は)コンビバレーというよりは、高いトスをしっかりと打ってくるチーム。ブロックとレシーブを対策して、頑張ろうと試合に臨んだ。特に試合の中盤からはレシーブをしっかり上げ切ることができていたので、相手にストレスを与えることができたと思う。(残る3戦への意気込み)今週も連勝できたのは良かったが、油断できない相手との対戦も控えている。平日で相手に合わせた対策をしつつ、自分たちのバレーを強くしていきたい」

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