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大院大に勝利し、全関西を5位で終幕

大院大に勝利し、全関西を5位で終幕

◇第51回関西学生選手権大会◇5月5日◇対大院大◇東淀川体育館

[第1Q]関大20―19大院大
[第2Q」関大17―11大院大
[第3Q」関大28―15大院大
[第4Q」関大17―26大院大
[試合終了] 関大82—71大院大

3日連続の試合で疲れもある中、今大会の最終日は大院大と5位を争って対決。第1Q(クオーター)は接戦となるも、その後は関大のペースで試合が進む。そしてベンチにいたメンバー全員が出場し、チーム一丸となって勝利を収めた。

△笑顔を見せる選手たち

スターティングメンバーのナンバーコールの後、敵味方全員で握手を交わし、試合が始まった。玉造大誠(人4)のカットインで先制するも、その後は相手に連続得点を許してしまう。開始2分で2―8とリードされていたが、佐藤涼真主将(人4)がスリーポイントシュートを連続で沈め、岩本悠太(経3)のリバウンドシュートで同点に。点を奪い奪われる時間が続くが、倉ノ下大吉(人3)のゴール下シュートや西村宗大(経2)の速攻で4点差に開く。しかし、残り30秒でスリーポイントシュートを決められ、1点リードで第1Qを終えた。

△スターティングメンバー

相手ボールで第2Qは始まった。相手にバスケットカウントを与えてしまい、逆転されてしまう。そのまま6点のリードを広げられた。しかし、佐藤主将のスリーポイントシュートを皮切りに、自身が連続で得点し、再び逆転に成功する。そしてスコアが33―30になったところで相手がタイムアウトを要求した。しかし、試合の流れは関大のまま。西村がフリースローをしっかりと2本沈め、玉造のカットインで得点すると、37ー30で前半を折り返した。

△奥村将吾(安全1)

第3Qは関大の得点のオンパレード。岩本のゴール下シュートや玉造のスリーポイントシュート、西山登馬(商4)の速攻が決まり、開始3分で15点差にまで開いた。そして、この試合でも、西村のジャンプシュートは止まらない。第3Qだけで4本沈める大活躍。野村吏希(シス理2)のレイアップシュートも決まり、65―45と大きく点差を広げることに成功した。

△野村(=左)と三浦悠詩(経1)

最終Qも、三浦や山本晴大(安全1)、奥村の新人ルーキーが出場した。山本がスリーポイントシュートを沈めると、ベンチは大盛り上がりに。相手はスリーポイントシュートを連続で決め、反撃に出るも、関大のリードは大きく、そう簡単に逆転は許さない。岩本のバスケットカウントや西村のジャンプシュートで着実に点を重ねていく。そして最後は倉ノ下がスリーポイントシュートを沈め試合終了。全関西を5位で終幕した。

△山本

「昨日も今日も余裕で勝った。京産大に勝って、決勝戦に行きたかったな」と西山が口にした思い。5位という悔しい結果に終わった全関西だったが、強豪相手に戦えることがわかった大会となった。次に控えるのは西日本学生選手権大会。上位を目指して、関大男バスの挑戦はまだまだ続く。【文/写真:藤井海】

▼西村
「(得意のジャンプシュートで得点を量産していたが、今大会を振り返って)今大会を通して、スリーポイントシュートが全然入らなくて、自分のシュートの調子があまり良くなかったです。だけど、京産大に負けてから、もう一回チームで締め直して、絶対5位になって終わることが次につながるとチームで話していました。そのために集中し直してプレーした結果、ジャンプシュートはまあ入って、チームとしてもしっかり勝って終われたので、とても良かったと思います。(今大会を通してチームとして見つかった課題)関西のトップレベルの京産大相手にも全然自分たちのやってきたことは通用するとわかりました。だから、自分たちの流れが悪いときにいかに我慢して自分たちの流れにもってくることができるかという力が足りないと思いました。そこを頑張っていきたいと思います」

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