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圧倒的な差をつけ、全関西初戦勝利!

圧倒的な差をつけ、全関西初戦勝利!

◇第45回全関西選手権大会◇対佛教大◇4月21日◇大阪大谷大学

[第1Q]関大36-11佛教大
[第2Q]関大32-8佛教大
[第3Q]関大31-22佛教大
[第4Q]関大30-16佛教大
[試合終了]関大129-57佛教大

ついに幕を開けた全関西。初戦は関西学生リーグ3部に所属する佛教大と対戦した。試合は第1クオーター(Q)から関大優位で試合が進む。最終的には129-57とダブルスコアの圧勝で、次戦へと駒を進めた。

△手を掲げ、円陣を組む

第1Q開始直後は相手が主導権を握り、攻められる展開に。しかし、リバウンドを制すと川崎真子(人2)のシュートが決まり、先に得点を奪った。さらに福井響(政策4)が幾度もスリーポイントシュートを決め、点差を広げていく。残り1分になったところでは、日高さくら(人3)がバスケットカウントを獲得。フリースローも冷静に決め、25点差で最初のQを終えた。

△福井

さらに勢いに乗りたい第2Q。立ち上がりから新島怜侑(りょう=社3)や大屋結芽(商4)が次々とシュートを沈める。メンバーチェンジを行いながら積極的に攻撃を仕掛けていく関大。相手にはゴールさせる隙を与えず、このQの失点を1桁に抑えた。

△日高

第3Qは松木りん(人3)が開始後連続でシュートを決め、相手に流れを渡さない。パスカットや速攻からチャンスを作り、次々と得点を重ねていく。前半に比べてシュートを許す場面が増えたものの、点差を50点以上に広げ、最後のQへ。

△松木

第4Q、上田花綾(法3)のシュートで関大の得点は100を超える。さらには大学公式戦デビューとなる井尻舞愛(文1)も出場。フリースローやゴール下のシュートもきっちりと決め切った。最後は日高の連続シュートが決まり試合終了。終始リードした試合を展開し、危なげなく勝利をつかんだ。

△井尻

圧巻の内容で白星を飾った関大。次戦の相手は、1部リーグに所属する関外大だ。「関外大は一番のライバルと言っていいぐらいなので、必ず勝ち切ってベスト8に進出する」と塩澤小夏主将(文4)。簡単に勝てる相手ではないが、関大のバスケを貫き勝利を手にする。【文/写真:中吉由奈】

▼塩澤主将
「(試合前の声掛け)全関西の初日で、やっぱり出だしはすごく大事なので、そういうところを集中していこうというのは昨日からずっと話していました。(試合は関大優勢で進んだが、どのように見ていたか)自分たちが目指していたのはベスト8に入って(試合を)ゴールデンウィークまで続けるということがまず1つの目標としてあるので、相手を圧倒できるようにというところでそれを体現できたんじゃないかなと思います。(今のチームの強み)ディフェンスから速攻で早い展開でシュートに持っていける力というのと、あとはチームの機動力というところだと思います。(1年生も活躍した)初めての公式戦という中で緊張もあったと思うんですけど、ちゃんとゴール下のシュートも決めたりとか、ルールに則ったオフェンスだったりディフェンスだったりというところもしていたので、すごく頼もしいなと思いました。(来週の関外大戦への意気込み)関外大は本当に毎年一番のライバルと言っていいぐらいなので、必ず勝ち切ってベスト8進出したいと思います」

▼井尻
「(大学デビュー戦、試合前の心境は)先輩方がみんな上手いので自分のプレーが通用するかなとか心配はあったんですけど、逆に楽しみもあって、自分のバスケがどこまで通用するのかを試してみたいなと思っていました。なので緊張というよりかは自分のやらないとだめなことをやり切ろうという気持ちで入りました。(試合に入ってみて)今日は自分がやりたいこととか関大のバスケがすごくできていて良かったと思うので、そこを次の試合でまた継続できるようにしたいと思います。(高校と大学での違いはあったか)やっぱりスピードだったりとか判断とか、高校まで通用していた部分は大学になったら通用しないことが多かったりとか、ディフェンスの付き方とかも変わってくるので、そこの対応はちょっと難しいかなと思いました。(チームの雰囲気は)練習はみんな真面目なんですけど、でもみんな声出して盛り上げてやってくれるので、しんどい練習でもすごく楽しくできています。(来週の関外大戦への意気込み)自分は出られるか分からないんですけど、もし出ることができたら関大らしいバスケをやり続けたいなと思います。あとベンチで見ている時間がたぶん多いと思うので、そのときは(コートの)中の人がプレーしやすいように良い雰囲気作りをしていきたいなと思います」

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