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サヨナラ打で勝利を飾る

サヨナラ打で勝利を飾る

◇第55回春季関西学生リーグ戦◇対大阪青山大◇4月20日◇於・大阪青山大学

大阪青山大 010 000 00=1
関   大 001 000 01=2

1(中)清水
2(遊)勝目
3(右)大塚
4(投)東本
5(三)荒木
6(DP)新屋
7(左)玉岡
8(一)早坂
9(二)上田
FP(捕)藤森

春季リーグ第4戦目は大阪青山大との対戦。相手に先制点を奪われるも、すぐに同点に追いつく。しかし、両者得点を許さない均衡した状態が続き、延長にもつれ込む。2死二塁から清水美苑主将(人4)がサヨナラ打を放ち勝利した。

△試合前の様子

△試合前の様子

1回表、大阪青山大の攻撃、先発したのは東本結月(人4)。先頭打者が出塁し、そこから2死三塁のピンチに陥る。しかし、安定した投球で三ゴロで抑え得点を許さない。続く関大の攻撃。先頭打者と続く打者が相手投手に打ち取られる。続く大塚弥香(文3)はファールボールで粘るも一ゴロで打ち取られ3死に。

△東本

△東本

2回表、味方の失策により出塁を許しその後、安打で得点を許す。しかし、飛び出した走者を見逃さず、三塁ホーム間でアウトにし3死交代となった。続く2回裏、なんとか得点を返したい場面だったが、得点できず。
3回表、無死一塁から走者を進められ、2死三塁のピンチに。続く打者を四球で塁に出してしまい相手の流れかと思われたが、続く打者を東本投手が三振で打ち取り窮地を脱した。
同点に追いつきたい関大の3回裏。先頭打者の玉岡奏(人1)が痛烈なニ塁打を放ち、チームに勢いをもたらす。無死から吉田梨乃(人3)が走者を進めると続く上田陽花莉(文2)が四球で出塁。その後も上田が足を使い盗塁に成功し、相手投手にプレッシャーをかける。そこから清水主将が安打を放ち、得点。同点に追いつく。

△玉岡

△玉岡

4回表、関大は流れを渡したくない場面。東本投手の投球が冴え、相手チームを三者凡退に抑える好投を見せる。4回裏、大塚が出塁し、2塁に進塁。この勢いのまま逆転かと思われたが、相手投手に抑えられ無得点で終わる。

続く5回も両者得点にはつながらない。6回表の関大の守備では藤森彩央華(=あおば人4)が走者を三塁で刺す好送球を見せ得点を許さない。
7回表2死の場面から投手が交代。2番手としてマウンドに上がったのは山本萌楓(人2)だ。安定した投球をみせ7回裏の攻撃へつなぐ。新屋ひなた(人3)が安打で出塁するも得点には結び付かなかった。

△山本

△山本

同点のため試合継続で始まった8回表、走者はニ塁から始まる。安打が出れば得点が入るという場面で山本投手が7回に続いてマウンドに上がった。先頭打者が走者を進め、1死三塁に進む。続く打者を三振で打ち取ると、三塁走者が飛び出しており、3死。8回裏に先頭打者と続く打者がアウトに打ち取られ2死ニ塁の場面に。最後の打者として登場したのは1点目を決めた清水主将。他の選手が見守る中、痛烈な安打を放ち見事逆転勝利を飾った。

△清水

△清水主将

見事逆転勝利を飾った関大。次の試合は大阪大谷大だ。この勢いのまま勝利目指して突き進む。【文/写真:湯浅あやか】

▼清水主将
「(今日の試合を振り返って)今日の大阪青山大戦っていうのはいつもとやったことのない相手だったので、分析した内容しかなかったんです。小技が多いっていう関大の苦手とするチームだったんですけど、しっかりピッチャーが1点で抑えてくれたっていうのが一番大きかったと思うので、守備で守って勝つことができたのが良かったのかなと思います。(決勝打を振り返って)いつもみたいに打とう打とうとしてガチガチになるのではなくて、ここに集中して一球のボールを初球から狙う気持ちで何も考えずに無心でいきました。(明日の大阪大谷大への意気込み)今日の勝ちをしっかりプラスに変えて明日の大谷戦も絶対勝って、関大らしいいい雰囲気で全員で一勝をつかみ取りたいなと思います」

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