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昨年のリーグ王者・近大に敗北

昨年のリーグ王者・近大に敗北

◇2024年度関西大学連盟春季リーグ戦第3日◇対近大◇4月20日◇於・天理大学

[第1セット]関大19-25近大
[第2セット]関大17-25近大
[第3セット]関大17-25近大
[試合終了]●関大0-3近大

春季リーグ3戦目は、昨年の春秋リーグ戦王者・近大と対戦。「自分たちのペースにできなかった」と安平瑠也主将(商4)。第1セットを奪われると、そのまま相手の流れで試合が進む。セットカウント0-3での敗北となった。

第1セットは、開始から相手が3連続得点。いきなり追いかける展開となった。安平主将がサービスエース、川内歩人(商2)がレフトからのスパイクで得点。長いラリーを小山海皇(みこと=人1)が力強い攻撃で決めるなどの活躍を見せるが、逆転には至らない。19-25で第1セットを奪われた。

△川内

△小山

第2セットは、小山のスパイクで先制。しかし、その後は相手が主導権を握った。サービスエースやシャットアウトを決められ、点差が開いていく。そんな中、12-22で登場したのが、リリーフサーバーの上原隆之将(りゅうのすけ=化生2)だ。フェイントにも対応し、素早い反応を見せる上原。4連続で関大に点が入り、部員は盛り上がる。だが、関大のネットミスで失点すると、流れは再び相手に。追い上げもむなしく、8点差をつけられて第2セットも献上した。

△上原

第3セットに入っても相手の勢いは衰えない。矢倉龍人(人3)の速攻や、川内のスパイクが、相手ブロッカーに止められることも。それでも、リベロの池田幸紀(商2)や下﨑大輝(情3)を筆頭に、粘り強くボールを拾い続ける。点差を縮めたい関大は、切り替えを狙いタイムアウトを要求。その後に2連続で得点した。矢倉のブロック、中島康介(文3)の速攻でポイント。隅田嵐(社4)もスパイクを決め、相手を追いかける。しかし、序盤の失点が響き、17-25で第3セットも落とした。

△池田

△下﨑

近大のペースで試合が進み、リーグ3戦目の結果は黒星。あすの相手は、昨秋リーグ2位の天理大だ。強豪校との連戦になるが、リーグ3位という目標を達成するために、強い気持ちを持って戦う。【文/写真:森奈津子】

▽安平
「(試合前の声かけ)相手の対策はずっとしていたので、攻める気持ちを持って、チャレンジ精神を持って頑張ろうという話をしていました。(上原がピンチサーバーでの出場後、連続得点を決めた)練習試合の時から、隆(=上原)をピンチサーバーとして使ってきて、それが結果として出てきたのかなと思います。(試合全体を通して)向こうが凄かったというよりは、自分たちのペースになかなかできなかったのが負けた一番の原因かなと思います。(あすの天理大戦に向けて)今日の課題を修正しつつ、挑戦する気持ちを持って戦います」

▽上原
「(意識していたこと)自分はサーブで点を取るというよりも、サーブを入れてその後のレシーブをつないで先輩たちに決めてもらうという役割です。なので、サーブはミスをしないように相手の弱点をついて、そのあとディグをするということを意識していました。(緊張はしていたか)途中から入るということで試合慣れも難しいのですが、サーブを打つ前に時間を使って緊張感を和らげていました。(あすの天理大戦に向けて)あすも格上相手との試合になりますが、今日みたいにサーブで崩してレシーブでブレイクする、ということを意識して頑張ります」

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