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得意技で白星を挙げる

得意技で白星を挙げる

◇第12回国際女子選抜堺大会◇4月7日◇堺市大浜公園相撲場

【団体戦】

[1回戦]
●池田 押し出し
●小畑 寄り切り
●佐野 寄り倒し

●関大0-3立命大

【超軽量級トーナメント】

[2回戦]
●佐野 寄り倒し

【無差別級トーナメント】

[1回戦]
○佐野 足取り
[2回戦]
○佐野 上手投げ
[3回戦]
●佐野 上手投げ

学生から社会人まで幅広い年代が出場している今大会。関大相撲部からは1人が出場した。団体戦では負けを喫してしまうも、個人戦では2勝を挙げる活躍を見せた。

最初に始まったのは団体戦。関大相撲部は女子選手が1人しかいないが、ハンドボール部から助っ人として2人の選手が出場した。先鋒はハンドボールの部池田真心都(法2)。結果は黒星となってしまったが終始笑顔で試合を終えた。

△池田

中堅として出場したのは、同じくハンドボール部の小畑穂果(人3)だ。一度投げられそうになるも持ち堪え粘りを見せる。しかし、惜しくも寄り切りで黒星となってしまう。

△小畑

そして、最後に登場したのは、相撲部の佐野夏希(安全2)だ。試合が始まり、相手に土俵際まで追い込まれてしまう。しかし、土俵際で粘りを見せ、善戦するも惜しくも黒星を喫する。

次に始まった超軽量級トーナメントには佐野が出場した。試合は開始直後から両者組んだ状態が長く続く。しかし、こう着状態を破ったのは相手選手だった。土俵際まで追い込まれ寄り倒しにより負けを喫してしまう。

最後に始まったのは無差別級トーナメントだ。1回戦に対戦したのは、超軽量級で負けてしまった相手。試合が始まり再び両者組んだ状態に。相手有利に試合が進むかと思われたが、佐野が相手に仕掛ける。相手の足を取り土俵際まで追い込むことに成功。足取りで白星をあげた。続く2回戦。相手にまわしをつかまれ投げられそうになるも粘りを見せ上手投げで勝利した。3回戦ではこの勢いのまま行くかと思われたが、惜しくも負けを喫してしまう。

△佐野

今大会では団体戦でハンドボール部の選手が出場し、善戦。また、佐野が個人で白星を上げる活躍を見せた。佐野はさらなる関大相撲部の躍進に欠かせない存在だ。「次の目標は6月の試合でまた勝つこと」と次を見据える。前に進み続ける姿に期待が高まる。【文/写真:湯浅あやか】

▼佐野
「(団体戦を振り返って)5試合ぐらいした中で1番最初の試合だったので緊張がすごい大きかったです。立ち合いで相手が有利なとこを取られてしまって自分が不利な状況で土俵際まで追いやられましたが、そのまますぐにだされるんじゃなくて耐えれたのはよかったかなと思います。(個人戦で同じ選手にあたった時にプレッシャーなどはありましたか)すごい大きかったですね負けたので次は絶対勝たないとっていう思いがすごい強かったです。(白星をあげた試合について)最初負けた時と同じ体制になったら相手が得意な体制なのでそれにはならないようにって早めに自分から技をかけました。足取り得意なので得意技で勝ちにいきました。(次の目標について)6月に女子相撲の大きな大会があるのでそこでもまた勝てるように頑張りたいです」

 

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