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坂本・森田が全国への切符を掴んだ!

坂本・森田が全国への切符を掴んだ!

◇第48回西日本学生相撲個人体重別選手権大会◇7月30日◇堺市大浜公園相撲場◇

[75㌔未満級]
坂本 1回戦 ◯押し出し
   2回戦 ●突き倒し

森  2回戦    ●寄り切り

坂本 順位決定トーナメント1回戦 ○引き落とし
   順位決定トーナメント2回戦 ○押し倒し
   全国大会出場

森  順位決定トーナメント1回戦    ●すくい上げ

[100㌔未満級]
※坂上は棄権

[115㌔未満級]
森田  1回戦   ◯下手投げ
   2回戦   ◯寄り切り
   3回戦   ◯引き落とし
   準決勝   ●下手投げ      3位
   全国大会出場

橋本  1回戦    ●押し出し

※李は棄権

[135㌔未満級]
大角  1回戦   ◯突き倒し
   2回戦   ◯押し出し
   3回戦   ●上手出し投げ

全国への切符がかかった重要な今大会。関大からは4階級7選手がエントリーした。全選手力強い相撲を見せ、坂本明優(社3)と森田力輝亜(人2)が全国出場を決めた。

75㌔未満級には、2選手が出場した。1回戦に登場した坂本は、開始の合図で勢いよく飛び出し、そのまま押し出しで勝利。幸先の良いスタートを切る。続く2回戦は相手と真ん中で拮抗(きっこう)する時間が続く。しかし最後は力負けとなり、突き倒しで敗北となった。一方シードで2回戦から登場した森直輝(シス理2)は、1度相手を奥まで押し込むも耐えられ、寄り切りで敗北。75㌔未満級は全国大会に5名出場できる。準々決勝敗者の坂本と森の2人が、最後の一枠をかけ順位決定戦に進んだ。まずは坂本が登場。低姿勢で相手との組み合いが続くが、最後は引き落としで勝利。一方森は相手を奥まで追い詰めそのまま押し倒すかと思われたが、カウンターに。すくい上げで惜しくも敗北を喫した。次に勝てば全国への切符をつかめる正念場で、坂本は田中(京大)と対決した。開始の合図で勢いよく飛び出すと、そのまま相手を押し倒し。迫真の相撲で、見事全国出場を決めた。

△坂本
△森

115㌔未満級には、3選手がエントリー。ここでは、去年同大会3位の森田の強さが光った。1回戦を下手投げで難なく突破すると、続く2回戦でも力強い相撲を見せる。寄り切りで見事勝利した。3回戦も引き落としで勝ちをつかみ、順調に駒を進める。準決勝の相手は、インターハイでも好成績を残す大森(金学大)。強い気持ちを持って挑むも、下手投げで惜しくも敗北を喫した。森田は昨年同様3位となり、全国への出場を決めた。一方、橋本琉(経1)は1回戦、押し出しで敗れ、悔しさをにじませた。

△森田
△橋本

135㌔未満級には、大角悠誠(人1)が出場。期待の新人だ。1回戦は開始の合図で飛び出し、相手を圧倒。最後は突き倒しで勝利を収めた。2回戦も力強い相撲を見せる。体格が一回り大きい相手を一押し。押し出しで勝負を決め、3回戦へ進んだ。ここまで順調に勝利を重ねてきた大角だったが、3回戦では苦戦を強いられる。1度は相手を奥まで追い詰めるが、かわされてしまう。最後は上手出し投げで敗北を喫し、若きルーキーの挑戦はベスト8で幕を閉じた。

△大角

個人の実力が試された今試合。けがにより李仁主将(文4)の出場はかなわなかったが、強豪が揃う中で2選手が全国出場を決めた。その決戦は9月3日。表彰台で関大の笑顔が輝く日は近い。【文:合田七虹/写真:岩口奎心】

△賞状を受け取る森田

▼坂本
「(どのような気持ちで挑んだか)優勝する気持ちで臨んだ。(今日の試合を振り返って)最後に自分の相撲が取れたことがよかった。(全国に向けて調整すること)今日の最後の相撲を全部で取れるように、コンディション整えていきたい。(全国の意気込み)優勝します」

▼森田
「(どのような気持ちで挑んだか)コンディション的にはあまり良くなかった。怪我も結構多かったので、とりあえず出し切ろうと思った。(特に印象に残っている一戦)3回戦で勝って全国を決めた試合。だけどそれより負けた相撲が一番印象的で、力の差を感じた。これからジムに行ったり、フィジカル面をもっとレベルアップしていこうと思う。(全国に向けて調整すること)負けた相撲なんですけど、腕を1本さされて、それで相手の思うようにやられたので、フィジカル面がまだまだだと思うので、これからあと2ヶ月でベストコンディションに持っていけるように調整したい。(全国の意気込み)去年は1回戦で負けてしまったので、初戦、まずは1勝します」

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