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コールド勝ちで4連勝を飾る!

コールド勝ちで4連勝を飾る!

◇令和6年度関西六大学連盟春季リーグ戦第2節2回戦◇対阪大◇3月15日◇わかさスタジアム京都◇

関 大 000 430 0=7
阪 大 000 000 0=0

(関)竹下―福永
(阪)井上、松浦、伊藤―中村

1(中)藤澤
2(指)佐竹
3(三)山﨑
4(右)木下
5(一)橋本
6(捕)福永
7(左)日高
8(遊)福留
9(二)永村
先発 竹下

開幕から無傷の3連勝で迎えたきょうの一戦。序盤は均衡が続くが、4回表に山﨑大輔(商1)の2点適時打で関大が先制する。投げても先発の竹下紘生(政策2)が7回3安打完封で相手打線を封じ込め、勝利をつかんだ。

△勝利後の様子

1回表、先頭打者の藤澤駿平(政策3)が中安打で出塁すると、すかさず二盗を決める。相手の失策や四球で2死満塁となり、早くも先制点のチャンス。しかし、ここは後続が倒れ、先制とはならなかった。その裏、先発の竹下はテンポの良いピッチングで三者凡退に抑える。

両者ともに走者を出しつつ、均衡が破られないまま迎えた4回。先頭打者の日高涼汰(経3)が四球で出塁する。永村優吏(人2)の左安打や佐竹俊哉(情1)の四球で再び2死満塁。チャンスの打席に向かうのは、初のスタメン起用となった山﨑だ。振り抜いた初球は右中間を破り、2点適時打に。待望の先制点を手にする。続く木下立清(りゅうせい=人2)も2点適時打を放ち、4-0と一気にリードを広げた。

△山﨑

△木下

5回にも福永翔太主将(社3)や日高の安打でチャンスを作り、永村の犠打の間に2人が生還。佐竹も適時打を放ち、この回で3点を追加した。

△得点後のベンチ

援護点をもらった竹下は粘り強いピッチングを続ける。コールド勝ちが見えてきた7回裏、1死を奪うが、続く打者に左二塁打を許してしまった。しかし、そこからギアを上げ、二ゴロ、左飛に打ち取る。「キャプテンのリードを信じて、その結果が7回完封につながった」と完封勝利でチームを4連勝へ導いた。

△竹下

コールド勝ちで4連勝を果たし、勢いに乗る関大準硬。次戦はいよいよ同率首位の立命大との直接対決だ。王座へ向け、絶対に落とせない一戦。チーム一丸となって挑み、必ず勝利をつかんでみせる。【文:中吉由奈/写真:早川莉央】

▼福永主将
「(試合を振り返って)竹下がゲームを作ってくれて、攻撃でもリズムが出て、いい形で投打が噛み合ったというのが勝因かなと思います。(初スタメンの山﨑が得点に貢献した)もともとポテンシャルの高い選手で、ずっと出したかった選手なのですが、これまでは安定を求めて守備の良い古田大輔(情3)を使っていました。今日は思い切って打撃のいい山﨑を使おうということだったので、期待通りの活躍をしてくれたのかなと思います。(先発の竹下が完封勝利)阪大の打線はしぶといバッターが多くて、初球からがつがつ来るタイプなのですが、そこに劣らずに竹下らしいピッチングができていたので、その結果だと思います。(4連勝中でチームの雰囲気は)今までできていなかった4連勝なので、その1つ1つの勝ちを噛み締めながら、チームとしても成長できているという実感はあります。(立命大戦への意気込み)今のところ1位タイが関大と立命大になっています。そこの直接対決でどれだけ自分たち有利に試合を進められるかが大事だと思うので、自分たちの形で来週も戦っていきたいと思います」

▼竹下
「(試合を振り返って)キャッチボールから調子は良かったです。ボールが先行してしまったところはあったんですけど、キャプテンのリードを信じて、その結果が7回完封につながったのかなと思います。(チームが3連勝の中での登板。緊張は)緊張はしていました。前日から結構。(試合に入ってからは)楽しめたかなと思います。(4連勝中でチームの雰囲気は)すごくいいので、このまま立命大にも勝って連勝を伸ばしていきたいです。(立命大戦への意気込み)今日のピッチングではまだ足りないところがあると思うので、それを1週間で少しでも補いながら、まず5回をしっかり投げて後ろにつないでいきたいです」

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