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コールド勝ちで優勝に大きく近づいた!

コールド勝ちで優勝に大きく近づいた!

◇令和6年度関西六大学連盟春季リーグ戦第5節1回戦◇対関学大◇4月4日◇わかさスタジアム京都

関 大 102 211 0=7
関学大 000 000 0=0

(関)藤澤―福永
(学)土肥、中畑、井川―中井

1(投)藤澤
2(中)佐竹
3(遊)福留
4(右)木下
5(一)今村
6(三)古田
7(左)日高
8(捕)福永
9(二)永村

福永翔太主将(社4)率いる関大準硬はリーグ1位で最終節を迎えた。首位とはいえ、リーグは混戦状態。ここから抜け出すには勝利が絶対条件だ。

△試合前の円陣

1回、先頭の藤澤駿平(政策4)が相手失策で出塁。2番・佐竹俊哉(情2)は左安、3番・福留涼平(商4)は四球で続き、満塁のチャンスを迎えた。1死となった後、打席に立ったのは今村優真(経3)。中堅へ犠飛を放ち、幸先よく1点を先制した。

△佐竹

△今村

試合の主導権を握った関大は、さらに猛攻を仕掛ける。3回、木下立清(りゅうせい=人3)が三塁打を放つと、続く今村の適時打で生還。併殺崩れで出塁した古田大輔(情4)は、相手が福永主将の打球処理にもたついている間にホームを踏んだ。4回にも今村の適時打、日高涼汰(経4)の犠飛で2点を追加し、相手を突き放していった。

△木下

先発の藤澤はこの日も安定した投球を披露し。得点圏に走者を置いても、冷静なプレーでスコアボードに0を刻み続けた。

△藤澤

5、6回には藤澤、日高の適時打でそれぞれ1点を追加し、リードは7点に。6回裏、7回裏と藤澤は相手打線を三者凡退に打ち取り7―0で危なげなくコールド勝ち。負けられない戦いで、関大が意地を見せた。

今節1回戦が終了し、現時点で優勝の可能性が残っているのは関大と立命大。あす、第2試合の関大が勝利か引き分けなら、第3試合の立命大の結果を待たずに優勝が確定する。関大が負けた場合でも立命大の結果次第で優勝が決まることもあるが、やはり最後は「勝ち切って優勝したい」と福永主将。5年ぶりのリーグ優勝は、もう手の届く場所まで来ている。最終戦も関大らしいプレーを見せ、王座をつかみたい。【文/写真:島田采奈、中吉由奈】

 

▼福永主将
「(どのような意気込みで臨んだか)8勝できるのはリーグの中で自分たちだけだったので、もともと万年4位だった自分たちがこの優勝決定戦みたいな戦いができることに誇りを持ってプレーしようということは話して、それで投打がかみ合って良いゲームができたと思います。(打線のつながりが良い試合だった)立命大戦で痛い負けをして、神大戦でも負けに等しいぐらいの引き分けになって、選手もあともう1本ここで自分が打ったらという気持ちをずっと持ってくれていて。あとは応援団の皆さんの力もあって自分たちの力を発揮できたかなと思います。(藤澤のピッチングは)苦しみながら、本調子ではない中投げてくれたと思うんですけど、やっぱり安定していて自分たちの軸なので。本当にナイスピッチでした。(明日の先発は)竹下(紘生=政策3)です。(明日への意気込み)もうここまで来たら明日も勝ち切って優勝したいので、そこに向けて1個1個プレーを重ねていきたいと思います」

▼今村
「(最初の打席はどのような意気込みで入ったか)とりあえず先制点が欲しくて、優勝が懸かっている大事な一戦だったのでなんとか食らいついて、1点入ったらいいなと思ったら犠飛だったので良かったなと思います。(その後も3安打。調子はいいのか)打ったのはたまたまですね(笑)(明日への意気込み)もうここまで来たらチーム全体で優勝したいので、いいところで回ってきたら打てるように準備したいと思っているし、どんな形でもチームに貢献できたらいいなと思います」

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