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拮抗した展開打破しベスト8入り!

拮抗した展開打破しベスト8入り!

◇第96回日本学生氷上競技選手権大会◇2回戦◇12月26日◇対専大◇於・三沢アイスアリーナ◇

[第1P]関大2―1専大
[第2P]関大1―2専大
[第3P]関大3―0専大
[試合終了]〇関大6―3専大

1回戦の神奈川大戦で快勝を収めたアイスホッケー部。2回戦では専大と対戦した。

第1ピリオド(P)序盤から、パックを激しく取り合う展開が続いた。1分にパワープレー(数的有利な状況)となると、アタッキングゾーンでのプレー時間が長くなる。DF鈴木郁也(情4)から短いパスを受け取ったFW山根早加(社3)が、ゴールポスト前で相手ディフェンスをかわしシュート。幸先良く先制に成功した。その後、2度のキルプレー(数的不利な状況)を乗り切ったものの、9分に同点に追いつかれてしまう。失点直後、DF米津優風(人4)が自陣からパックを持ち出す。ゴール前でのフェースオフとなるが得点とはならなかった。16分、相手のパスをカットしパックを奪い、FW嶋野瑛心主将(文4)がゴールポスト目前まで駆け上がる。至近距離からゴールを決め、1点リードで第2Pへ。

△ゴール後のFW山根(左)

リードを広げたい第2P。FW髙秀稜(社3)からのパスを受けたFW山根のシュートは得点とはならず。それでもリバウンドを確実に拾い上げ、FW高橋柊伍(人1)がゴールし、3点目を手にした。しかし4分、10分にそれぞれ失点し、試合は振り出しに。13分、FW岸上樂(情2)がゴール裏から回り込み、ゴールを狙うも阻まれる。18分にはパワープレーとなり、DF三浦大和(政策1)の放ったパックは相手GKの横で停止。ここを押し込めば得点できたものの、先に相手に弾かれ得点できず。もどかしい時間が続いたまま、第2Pは終了した。

△FW高橋柊に駆け寄る

同点で迎えた第3P。開始2分に相手のペナルティが重なり、1分半の間5対3での攻撃となる。関大はこの好機を逃さなかった。FW根本慎太郎(情4)のフェースオフから細かくパスをつなぐ。最後はDF熊谷天智(情3)がスティックを振り抜き、ゴールネットを揺らした。9分にはFW黒須誠眞(情3)が追加点。残り18秒にもFW髙秀がエンプティゴールを決め、このP3得点目を挙げる。相手を突き放し、試合が終了した。

△ゴール後のDF熊谷
△ゴール後のFW黒須とGK常川渉稀(人2)

中盤は緊迫した展開となったが、終わってみれば3点リード。関大の強さを見せつけ、ベスト8入りを果たした。翌日、悲願の4強を懸けて対戦するのは中大。昨年大会3位の強敵だが、果敢に攻め込み4強に名を連ねる。【文/写真:島田采奈】

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