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大量得点で逆転勝利!

大量得点で逆転勝利!

◇第101回関西学生リーグ後期第9節◇対大体大◇10月28日◇アクアパルコ洛西◇

【前半】関大1ー1大体大
【後半】関大5ー0大体大
【試合終了】関大6ー1大体大

GK 山田和
DF 川島、髙橋直、木邨、吉村瑠
MF 真田、谷岡、三木仁、菊地
FW 前田龍、百田

前期リーグでは敗戦した大体大と中2日での試合となった。先制を許すも、FW百田真登(経4)のゴールで前半のうちに同点に追いつく。FW西村真祈(法4)とMF堤奏一郎(社4)が交代し、関大の勢いが増した後半20分、FW百田が逆転弾を決めた。そこからは怒濤(どとう)のゴールラッシュ。4点目までは、得点王を狙うFW百田が、5点目はFW西村真のビューティフルゴールが見られた。最後は、MF堤のゴールとともに試合終了。6-1と大差をつけてリベンジを成功させ、インカレへの切符を手に入れた。

横風が吹き付ける中、関大ボールで試合が開始した。開始から攻守の入れ替わりが激しく、お互いに決めきることができない。DF吉村瑠晟(経2)のクロスを逆サイドのMF真田蓮司(法1)が受け、攻撃を仕掛ける場面が幾度か見られたが、相手にブロックされる。相手に放たれたシュートはGK山田和季(社2)のキャッチやDF木邨優人(政策3)の高い守備力で阻止した。しかし、前半28分にコーナーキック(CK)から失点。1度はGK山田和が触るものの、ボールはゴールに吸い込まれ、先制点を奪われる。それでも、関大の勢いが落ちることはなかった。DF吉村瑠がドリブルでペナルティエリア内に侵入し、ゴールを目指すも、相手に奪われる。ゴールラッシュ1点目となったのは、前半35分。中央にいたMF菊地孔明(人4)がFW百田にスルーパスを出し、そのままドリブルでペナルティエリア内に侵入した。放ったシュートは相手GKに1度弾かれたが、こぼれ球を自ら拾い、ゴールに流し込む。早い段階で同点に持ち込んだ。その後も関大の攻撃は続く。MF真田がDF吉村瑠に横パスを出し、クロスを上げる。FW前田龍大(人3)が抜け出したが、相手GKに阻まれた。DF髙橋直也(商4)がDF木邨に縦パスを出したが、相手にブロックされCKを獲得。MF真田のコーナーキックからDF木邨が頭で合わせたが惜しくも枠外へ。同点のまま試合を折り返した。

△MF真田
△DF木邨

ゴールラッシュとなった後半、FW西村真、MF堤の投入により関大の攻撃に拍車がかかった。逆転弾を決めたのは得点王を狙うFW百田だ。左サイドからMF三木仁太(政策2)がFW百田に折り返したボールをシュート。またもや1度相手GKに弾かれるが、FW百田が自ら詰め、ゴール。MF谷岡昌(社4)、DF髙橋直、DF木邨を中心とした守備陣が相手にシュートチャンスを与えない。DF髙橋直のロングパスに抜け出したFW西村真がボールをキープ。1度は相手に奪われかけるも、走り込んできたFW百田にパスを出す。FW百田が豪快なダイレクトシュートをニアハイに放った。FW百田の進撃は止まらない。FW西村真のCKをDF吉村瑠がヘディングでシュート。そのボールをFW百田がコースを変え、4点目を決めた。関大の猛攻は続く。FW百田が中央からFW西村真にパスを出し、FW西村真が受け取ったボールをシュート。放たれたボールは放物線を描くようにゴールの左上に吸い込まれた。後半42分、FW百田に代わり、FW大矢瑞樹(情2)を、MF菊地に代わり、MF浅田彗星(人2)を投入。相手の攻撃を止め、FW大矢がフリーでカウンターを仕掛けた。相手GKとの1対1でシュートを放つが、弾かれてしまう。ラストプレーはMF堤。DF川島功奨(社3)が右サイドからフリーのMF堤にスルーパスを出した。相手GKとの1対1。アウトサイドで冷静に流し込み、6点目を決めた。MF堤のゴールと同時に試合終了。大差で勝ち点を獲得した。

△DF谷岡
△FW百田

リベンジマッチを見事勝ち越し、インカレへの出場権を得た関大。今節でFW百田は得点ランキング1位に躍り出た。次節は首位の京産大との直接対決だ。次節も勝ち点をもぎ取り、優勝に近づきたい。【文:滝口結月、写真:丸山由雅】

▼FW百田
「リーグ優勝を獲るためには勝ち点3が必要だといふうには思っていて、勝ち点3を取れて良かったと思う。(先制点を奪われたときに話したことは)CKのミスのような形から先制されたが、慌てずにもう1度息吹き返していこうとは話した。立ち上がりから追う形になった点は反省すべきだと思う。(4点決めたことについて)得点王をずっと目標に掲げている中で、なかなか首位に立つことができずにいたが、チームメイトに助けてもらいながら、今日4点取れたことで1位に立つことができた。あと2試合しっかり得点を取って、最後に20点を超えた状態で得点王を取れるように頑張りたい。(3点目について)FW西村真にパスが出たときにFW西村真がためを作ってくれると信じて走ったし、そのあとしっかりFW西村真がパスを出してくれたので、あとは迷わずに二アサイドに振り抜くことができた。(中2日での試合について)中2日で2試合連続なのは初めてだったし、コンディションをどれだけ戻して、どれだけ準備できるかというところに、チームみんなでフォーカスしてやっていた。戦術的なところはなかなかできなかったが、コンディションのところを意識して練習していた。(次節への意気込みは)1位2位の直接対決というところで、勝てば首位が入れ替わるから1番注目されると思う。ここで勝てるか勝てないかが最後の集大成であり、最後の答えだと思うから、それを確実に出せるように、チームとしても、個人としてもやっていきたい」

▼MF堤
「前半はなかなか上手くいかない時間帯が多くて、自分達のミスから相手のCKだったりとか失点を出してしまい、そういうところで苦しくなってしまった。交代選手たちが入ってから勢いも出て得失点差も稼げるような勝ち方ができたので良かったと思う。(自身の得点について)サイドバックの裏が空くというのは分かっていたし、DF川島がいいパスをスペースに出してくれたので、自分自身もしっかりそこに走り込んだ。あとは、最後冷静に決めきれることができて、試合を締めくくれる1点になったので良かったと思う。(ボールを奪われたシーンについて)普段であれば、もう少し預けてから出て行ったりだとかコンビネーションっていうところもあったが、連戦というところもあり、なかなかサポートなどもなかったし、自分自身の判断も少し遅かったりした。来週もそういったプレーが続いてしまうと良くないので、しっかり1週間の間にケアや準備をして、もっとテンポよく動かしていけるようにプレーしていきたい。(次節への意気込みは)勝ったら優勝が見えてくる中で自分自身は自分達のところに焦点を当ててしっかり準備をするしかない。しっかり来週勝てるように全員で準備していきたいと思う」

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