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びわこ大に圧勝し、1部入れ替え戦の出場権を獲得!!

びわこ大に圧勝し、1部入れ替え戦の出場権を獲得!!

◇2023年度関西学生バスケットボールリーグ戦順位決定戦2日目◇10月28日◇対びわこ大◇於・流通科学大学

[第1Q]関大26-8びわこ大
[第2Q]関大12-17びわこ大
[第3Q]関大25-11びわこ大
[第4Q]関大13-8びわこ大
[試合終了]〇関大76-44びわこ大

順位決定戦初戦を白星で飾った関大はびわこ大と対戦した。序盤から主導権を握り、スリーポイントシュートで得点を量産する。関大の強みであるディフェンスで相手に得点を与えない。終始相手を圧倒し、チーム一丸で勝利をつかんだ。

ジャンプボールは関大ボールで試合開始。西田倫太郎(シス理4)がドライブで切り込み、ノールックパスで佐藤涼真(人3)につなぎ、佐藤がゴール下からシュートを決めた。開始25秒で幸先よく先制点を取る。しかし、シュートを決められ相手に同点とされた。すぐさま西村宗大(経1)がスリーポイントシュートを沈める。さらにディフェンスリバウンドを取り、玉造大誠(人3)が速攻し、西村がスリーポイントシュートを決めた。しかし相手にパスカットをされ、得点を決められてしまう。だが佐藤が速攻し、西村が開始3分15秒で今試合3本目のスリーポイントシュートを沈めた。ここで相手がすかさずタイムアウトを要求。タイムアウト後は相手にスリーポイントシュートを決められた。しかし、流れは渡さない。岩本悠太(経2)のパスから西村がレイアップシュートを決める。ディフェンスではマンツーマンで相手にシュートを入れさせない。着実にディフェンスリバウンドを取り、攻撃に展開していく。倉ノ下大吉(人2)がシュートを放つが相手のブロックに阻まれた。だが、ルーズボールを井ノ元孝多朗(人4)が取り、西山登馬(商3)にパスをして自らレイアップシュートを決める。また、讃井泰地(政策4)がパスカットをし、シュートを決めた。さらにルーズボールを西山が取り、讃井のパスから岡龍之介主将(人4)がスリーポイントシュートを沈める。ベンチの選手や応援の選手も総立ちで盛り上がった。残り11秒で久保田凌平(情報4)がミドルシュートを決め、第1Qが終了。

△西村

18点リードで始まった第2Q。西田が相手の嫌がるディフェンスからオフェンスに流れを作る。佐藤が空中で相手ディフェンスを避けながらシュートを決めた。しかし、相手にゴール下からのシュートを決められる。さらに相手がルーズボールを取り、速攻で連続得点。それでも関大は冷静だ。オフェンスリバウンドを久保田が取り、攻撃の体制を整える。西田がドリブルで相手を翻弄(ほんろう)し、シュートを決めた。さらに西田がドリブルカットをし、関大ボールに。佐藤のパスから西田が悠々とレイアップシュートを決めた。西村がファウルを取られ、相手にフリースローを与えてしまう。2本とも決められるが、佐藤のミドルシュートで相手を寄せ付けない。しかし、西山がバスケットカウントシュートを取られてしまう。また、ディフェンスリバウンドが取れずシュートを決められた。ここで関大がタイムアウトを要求。タイムアウト明けは讃井がファウルを受け、フリースローを1本決める。さらに森脇新大(安全4)がスリーポイントシュートを沈めた。前半を38-25で終える。

△西田

関大ボールで始まる第3Q。西村が自ら切り込み、レイアップシュートを決める。その後は好機を作るも得点にはつながらない。ゴール下で岩本がファウルを受け、フリースローを獲得。着実に2本のフリースローを決める。早いパス回しで相手を翻弄(ほんろう)し、佐藤がスリーポイントシュートを沈めた。ルーズボールを相手に取られるが、西村がドリブルカットをする。そのまま西村がリングに一直線のスリーポイントシュートを決めた。ここで相手が後半1回目のタイムアウトを要求。関大ベンチが歓喜の渦に包まれる。タイムアウト後は相手にシュートを決められた。しかし、リバウンドを着実に取り攻撃に展開していく。西田がドライブで切り込み、相手のブロックをかわしながらシュートを決めた。また、西村のスリーポイントシュートとゴール下からのシュートで点差を24に広げる。さらに岡主将のスリーポイントシュートと讃井のレイアップシュートで得点を積み重ねた。ここで相手が後半2回目のタイムアウトを要求する。関大の流れを止めることはできず、岡主将のブザービートで第3Qを締めた。

△岡主将

第4Q、最初の得点はやはり関大だ。讃井と岡主将のシュートで勢いをつけた。マンツーマンのディフェンスで相手の攻撃を止める。西山のパスカットで関大に攻撃権が移ると林龍之介(人4)がゴール下からのシュートを決めた。また讃井がドリブルで相手を揺さぶり、林がバスケットカウントシュートを入れる。さらに讃井のパスから林がミドルシュートを決めた。久保田がファウルを取られるが2本ともフリースローを外す。久保田のパスから林がミドルシュートを沈めた。福間啓人(社2)がリバウンドを取り、オフェンスにつなげるが得点とはならない。竹内綾也(政策3)がファウルを取られてしまう。6秒のターンオーバーを食らうなど我慢の時間が続く。第1Qからのリードを守り続け、76-44の大差で勝利を収めた。

△讃井

順位決定戦2連勝の関大。2部リーグ1位通過で1部リーグとの入れ替え戦出場を決めた。この先も続く負けられない戦いにチーム一丸となり、1つでも多くの勝利をつかむ。【文:写真/井藤佳奈】

▼林
「(今日の試合を振り返って)チームとしては、前回びわこ大とやった時は第4Qでやっと点差を離せた試合で、先週もそうだったんですけど今日の試合もディフェンスから流れが作れていたので、関大はディフェンスから力を入れていくチームだと思っているので強い関大が今日の試合はチームとして出ていたと思います。個人としては最近あんまり出ることができない期間が多くて、今日は点差が離れていたので結構出たんですけど、その中で自分の役割として4回生として声を出すこと、ハッスルすること、インサイドなのでリバウンドをしっかり取ることを後輩に見せられたかなと思います。(リバウンドを取るときに心がけていること)僕はどちらかというと身長が高いほうではないので、インサイドの中では2回生の岩本や倉ノ下が大きい選手で僕はその中で1番小さいので、とにかく動くこと、機動力、スピードがある動きとしっかりとボックスアウトをすることを心がけています。そしたら小さい選手でもリバウンドが取れると思っています。あとはタイミングですね。ボールが落ちてくるタイミングとか予測っていうのを僕は徹底しています。(大教大戦に向けての意気込み)大教大はリーグ戦初戦に対戦して、結構競った試合で延長にいったと思うんですけど、やっぱり次の試合は僕らが圧倒して勝って、最後の入れ替え戦につなげられるように、来週しっかり圧勝できるような練習をしたいです。大教大は関大からも知り合いがいっぱいいるので最後の試合には相応しいかなと思います。みんなが楽しんで、今日よりも強い関大が出せたらいいなと思っています」

▼西村
「(今日の試合を振り返って)今日は2部リーグ優勝をかけた試合で、1回負けた流科大に勝って、チームとしての雰囲気も上がって、ここ1週間チームとして良い練習ができていたので、みんなで思い切ってやれば良い試合ができると思って、この試合に臨みました。立ち上がりからみんな積極的にいけて、1回相手の勢いが戻ってきた時もあったんですけど、みんなで我慢して最後まで攻め続けた結果が大差をつけて勝てたと思います。チームの雰囲気がこのリーグ戦通して、1番上がってきているのでとても良い試合だと思いました。個人としては最近調子が上がってきているので、思い切って自分のプレーをやろうと思っていました。そしたら最初からシュートが入りましたね。(びわこ大戦への練習の内容は)びわこ大はディフェンスがスイッチとかして寄りが早いので、さばいた後に積極的にドライブをしにいくことを意識したのと関大のスタイルであるディフェンスからの速攻というのを原点に立ち返ってやっていたので、そこが出で良かったと思います。(大教大戦への意気込み)この調子でリーグ戦を勝って終えたいので、まだ1週間あるのでしっかりみんなで雰囲気を上げていい練習して最後勝ち切って、1部との入れ替え戦に臨めるように次もいいゲームをして、勝って終われるようにしたいです」

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