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グループリーグ突破に王手

グループリーグ突破に王手

◇2023 The KSL アストエンジ Cup GL2◇対St.Andrew’s FC◇10月14日◇東寺ハウジングフィールド西京極◇

【前半】関大1ー0St.Andrew’s FC
【後半】関大1ー1St.Andrew’s FC
【試合終了】関大2ー1St.Andrew’s FC

GK 難波
DF 若尾、大西、髙橋哲、細野
MF 岡村、村井、松名、衣川
FW 打越、谷

4年生の引退がかかっている今大会。グループリーグ第1戦では、FC.AWJに4-1と圧勝した。連勝を目指した第2戦の相手はSt.Andrew’s FC。全社予選でPK戦に持ち込まれ、敗戦した相手だ。前半から積極的に攻撃を仕かける関大。FW打越彪乃介(経4)のヒールパスを受けたMF岡村真波人(政策3)がゴールを切り開き、先制点を獲得した。そのまま1点リードで前半を折り返す。後半開始直後、コーナーキックから失点を許し、同点に。しかし、その数分後、DF若尾直哉(安全1)のクロスをFW谷遥翔(経1)が頭で合わせ再びリードする。試合終了間際、カウンターをくらいピンチを迎えるが、GK難波晴貴(法2)がセーブ。2-1で試合が終了し、グループリーグ突破に王手をかけた。

△円陣を組む

前半開始直後から相手のロングスローでピンチを迎えるも、全員でブロック。その後、関大の攻撃が続く。しかし、なかなかシュート体勢を作ることができず、ゴールに結びつかない。FW打越がドリブルでゴールを目指し、シュートを放つも相手GKにはじかれる。GK難波がFW谷にパスを出し、そこからMF松名大輝(法2)、FW谷、MF岡村の連携で中央を崩す。最後はDF若尾のクロスに合わせMF衣川智祐(情3)のシュート。だが、絶好のチャンスは惜しくも得点にはならなかった。そのままカウンターをくらう関大。ゴール前、DF大西志有太(文2)のヘディングとDF細野真(文3)のクリアでゴールを守る。常に攻めの体勢を作り、ゴールを狙う。シュートに持ち込めないまま時間が過ぎていくなか、前半38分に試合が動いた。MF松名のパスをFW打越が受け取り、瞬時に判断。後ろに走ってきていたMF岡村にヒールパスを出した。パスを受けたMF岡村がそのままゴールに流し込み、先制点を獲得。そして、この流れに乗り、FW谷がシュートを連発した。しかし、得点を重ねることはできずに前半終了。1点リードで後半戦へ持ち込んだ。

△MF岡村
△FW打越

MF岡村の横パスを受けたMF村井天(経1)がシュート。後半開始早々に追加点のチャンスと思われるも、ポストにはじかれた。後半8分、インターセプトされ、相手の流れに。そのままコーナーキックから失点を許し、同点。それでも、関大の攻めの体勢は変わらない。直後の後半13分、DF髙橋哲也(文1)とMF松名が起点となり、DF若尾のクロスからFW谷が頭で合わせて追加点を決めた。FW打越、MF村井に代わり、MF山中亮弥(文3)、MF五嶋亮太(安全2)を投入。MF山中が持ち前のドリブルで攻撃を仕かけていく。勝利の確信とともに、DF細野のキャプテンマークが輝きを見せている。さらに、MF衣川に代わり、MF金原航大(経4)を、終了間際には、MF岡村に代わりFW河岡輝星(経4)を投入。終盤に差しかかり、勢いが増していく。カウンターをくらいピンチを迎えた場面では、GK難波がセーブ。ラストプレーは、MF金原が直接フリーキックでゴールを狙うが枠外へ。そのまま2-1で試合は終了した。

△得点後喜び合う
△DF髙橋哲

リベンジマッチを見事勝ち越し、グループリーグ突破に王手をかけた関大FC2008。この勢いのまま、次も勝利を収め、決勝トーナメントに進む。【文:滝口結月、写真:大森一毅】

▼FW打越
「(試合を振り返って)立ち上がりはあまり良くない入りだったが、徐々に慣れてきて、スムーズに試合を運ぶことができた。勝利の要因は、先制点を取ることができたことだと思う。(社会人リーグについて)4回生として、リーグ残留ということが使命として与えられていた。その中で、残留という目標を成し遂げられなかったのは、すごく悔しいし、申し訳ないと思っている。だが、このアストエンジ杯でその悔しさをぶつけていきたい。(自身のアシストシーンについて)背後のスペースが見えて、そこに走り込み、後ろにMF岡村が見えたので、ヒールパスでアシストをした。(得点を取る意識について)なかなか自分自身FWとして点を取れていないなかで、日頃の練習からゴールへの意識というのは強く持っている。このアストエンジ杯でしっかりと結果を残していきたい。(次への意気込みは)今のところ2連勝出来ているので、3戦目もしっかり勝って、決勝トーナメントに進みたい」

▼FW谷
「(自身の得点について)いつも通り中で準備していて、仲間がクロスをあげるのを待っていた。そして、いつも通りいいクロスが上がってきたので、しっかり合わせて点を決めることができて良かった。(前半終了間際のゴールチャンスについて)自分ではファウルだと思った。あそこで相手DFを振り切ってシュートまで持ちきる実力がまだ足りなかったのかなと思う。(得点王について)今の1位と結構離されてしまっている。だが、得点王を目指すというよりも、チームの勝利に貢献できるように点を取りたい。(試合を振り返って)後半最後の方は、押し込まれて体力的にも厳しい状況だったが、なんとか耐えきって、勝ちにつなげることができて良かったと思う。(社会人リーグについて)自分自身の成長は感じるが、課題も多く感じている。まだまだトップに絡めていないので、さらに成長していかなければいけない。(次への意気込みは)次も自分が点を取って、チームを勝たせられるようにしたい」

▼MF岡村
「(試合を振り返って)楽しかった。(自身の得点について)シュート前のDF松名とFW打越の崩しがきれいだったので、最後自分がコースに流し込むだけだった。(社会人リーグについて)来年また1部を目指して上がっていくしかない。試合で勝つためにも、自身としては、フィジカルを強化しないといけないと感じている。(次への意気込みは)グループリーグを全勝して決勝トーナメント進出を決めたい」

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