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1点を守り切り初勝利

1点を守り切り初勝利

◇第55回秋季関西学生リーグ戦◇対同大◇10月15日◇神戸学院第5グラウンド◇

関大100   000   0=1
同大000   000   0=0

1(遊)栗山
2(中)長尾
3(捕)山口
4(右)末廣
5(二)榎
6(DP)倉田
7(左)神藤
8(一)荒木
9(三)中谷
FP(投)三浦

前日は最終回に逆転を許し、秋季リーグ戦初勝利を逃したソフトボール部男子。リーグ4戦目は、日本代表選手2人によるバッテリーを擁する同大との対戦。初回に奪った先制点を、三浦航生(人2)の投球とバックの堅守で最後まで守り切り、リーグ戦初勝利を飾った。

先攻の関大は、2番・長尾翔太(商2)が中前の当たりで快速を飛ばし二塁打に。2死となったものの末廣亮(あきら­=商2)の左前適時打で昨日に引き続き先制する。

△末廣

その裏、先発マウンドには昨日と同様、三浦が上がる。三者三振と上々の立ち上がりを見せた。2回も2つの三振を奪い、試合は関大ペースに。3回裏、先頭打者に安打を許すも、中谷信之介(社3)、榎上総(経1)、荒木誠人(情2)と渡り、併殺を奪う。バックも三浦を盛り立て、得点を許さない。4回表、榎が中前安打で出塁すると、すかさず盗塁を決め好機を演出する。しかし、後続倒れ得点には結びつかない。5回にも栗山涼(文3)が中前安打から盗塁を決めるが、あと1本が出ない関大。

△栗山

1点差のまま迎えた最終回の守り、先頭打者に内野安打を許してしまう。その後、三振、四球、三振、四球とし2死満塁のピンチ。「昨日、同じような場面で負けたので緊張した」(三浦)。しかし、最後はこの日12個目の三振を奪う。昨日のリベンジを果たし秋リーグ初勝利をつかんだ。

△三浦
△ベンチの様子

三浦の散発3安打、12奪三振の投球と無失策の守りで見事勝利を収めたソフトボール部男子。次戦も勝利し、1部残留を目指す。【文/写真:櫻田真宙】

▽山口葵育主将(社3)
「(試合を振り返って)本当に崖っぷちだったけれど、1勝できたことで先が見えたということがうれしく思います。(三浦の投球)テンポが課題だと思っていたので、三浦のテンポに害がないように、しっかりと投手に合わせながらリードできたかなと思います。(試合前に意識していたこと)テンポの部分で、特に配球を変えることなく試合に入りました。(最終回のピンチでの声かけ)審判が辛くてみんな少し表情に出てしまっていたので、そこを表情に出さないように自分たちのやることをしっかりやろうと、声をかけました。(次に向けて)あと1勝したら残留が決まるので、1週間しっかりと練習して次の試合勝てるように頑張ります」

▽三浦
「(試合を振り返って)勝てて良かったです。(試合前に意識していたこと)リズムよく投げることと、0点に抑えることです。(好投手との投げ合い)すごい投手と投げ合えることを楽しみにしていました。(次に向けて)勝って1部に残ります」

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