いまロード中
×

リーグ最終戦、4年生が勇姿をみせるも惜敗

リーグ最終戦、4年生が勇姿をみせるも惜敗

◇第54回秋季関西学生リーグ戦◇対大阪大谷大◇10月7日◇大阪大谷大学◇

関   大100 000 0=1
大阪大谷大021 000 X=3

1(投)岩崎
2(右)渡邉
3(遊)竹光
4(一)柏原
5(DP)小坂
6(左)清水
7(捕)早坂
8(二)村上
9(三)勝目
FP(中)高川

今試合は秋季リーグ最終戦。4年生にとって最後の試合となった。初回に柏原祥乃(人4)の安打で幸先良く先制するが、2回裏に逆転を許す。その後は思うように攻撃できず、惜しくも敗戦となった。

初回、先攻の関大は先頭打者の岩崎紗菜(人4)が3球ファウルで粘り、中安を放つ。2番・渡邉優菜(人4)が一ゴロの間に岩崎が2塁に進塁。次の3番・竹光久莉寿(人4)は空振り三振となる。2死二塁で打席が回ってきた4番・柏原。2ボール2ストライクとなった6球目をフルスイングし、一塁手の頭上を越える適時打を放った。関大が初回に1点を先制する。その裏、先発・岩崎は四球を与えるも安打を許さない上々の立ち上がりを見せる。

△出塁した岩崎

2回裏、失策と安打で0死一,二塁のピンチを迎える。ここでタイムを要求し、間を開ける関大。タイム後は相手が送りバントを成功させ、1死二,三塁に。しかし悪い流れは変わらなかった。投ゴロを捕手にグラブトスするが送球が逸れ、2人の走者が帰還し、逆転を許してしまう。その後、守妨害と三振でピンチを抑えて、追加点を与えなかった。

△マウンドに集まる

追いかける展開になった関大。3回表、竹光が強烈な三遊間を破る安打で出塁するも、後続がなかなかつながらない。その裏、谷口夢衣(人4)の制球が定まらず、2四球を与えてしまう。また、相手に安打を許し、追加点を取られる。

2点ビハインドで迎えた4回表。村上涼子(文4)が右中間を破る2塁打を放つ。さらに、相手の暴投で進塁し、2死三塁と好機を作る。しかし次の打者が二ゴロとなり、無得点。チャンスはあるが、なかなか得点を奪うことができない。その裏、安打と死球で2死満塁に。投手・東本結月(人3)は冷静に投げ、見事三振でピンチを逃げ切った。

5回表は渡邉が四球で出塁するが、相手投手の好投で安打が出ない。6回裏は新屋ひなた(人2)が少ない球数で相手を圧倒し、最終回へいい流れを作る。

△新屋

最終回の7回は代打・小嶋由葉(商4)から始まる。バントの構えを見せ、相手を揺さぶる。ベンチからの応援が熱を増していく。しかし、三振となり、1死に。次の打者は岩崎だ。ボールが先行し3ボール1ストライクになる。5球目を振るが、詰まってしまい二飛。2死となり、追い込まれてしまう。何としてもつなぎたい関大は代打・假屋千尋(人4)。ストライクとファウルで追い込まれるが、ボールを見極め2ボール2ストライクにする。迎えた5球目は空切り三振となった。

△打席に立つ小嶋
△試合後の4年生

引退する4年生の勇姿を目に焼き付けた下級生。これからも4年生の思いを胸に前に進み続ける。【文:井藤佳奈/写真:丸山由雅】

Share this content:

コメントを送信