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悔しさあふれる最終戦に

悔しさあふれる最終戦に

◇2023年度関西学生秋季リーグ9日目◇対近大◇9月30日◇於・関西福祉科学大学

[前半]関大9-11近大
[後半]関大5-10近大
[試合終了]関大14—21近大

秋リーグ最終節は、勝てばインカレ出場の近大と引き分け以上でインカレ出場の関大が対戦した。両者ともに負けられない戦いに攻守で力が入る。前半、相手リードで試合は進むが終盤に関大が得点を決め続け、点差を2として後半へ。後半では、同点の時間が長かったが、終盤に連続得点を許してしまった。そのまま相手に点を与えてしまう。ここで試合終了の笛が。悔しさあふれる黒星となった。

相手ボールで試合開始。しかし、両者ともにネットを揺らすことができず。そのまま2分が経過する。相手が得点し、先制点は相手のものとなった。その後、信夫麻希(経4)が右サイドから得点しチームを勢いづける。7分が経過したころ、サイドから戎井琴音主将(商4)が走り込みダブルポストに。パスが渡りシュートを決めると、ガッツポーズを見せた。中盤に相手に7㍍のフリースローを与えてしまうもここはGK大西葵(商3)が止め切った。

△信夫
△戎井主将

お互いに点が決まらず、関大がタイムアウトを要求。タイムアウト後は相手に速攻を決められてしまうが、サイドシュートを中心に関大は得点を重ねる。前半終盤には上川華奈(商2)が7㍍スローを獲得し、これを村田七奈子(法4)が決め切った。前半終了間際、小田真子(法2)がポストシュートを決め、2点差に。後半に勝負をかける形となった。

△ハイタッチをする

同点以上に持ち込みたい関大。サイドからのクロスを使い勢いのある攻撃でゴールを狙う。ここではシュートは決まらなかったが、関大に勢いが付いた。信夫のサイドシュートや、小嶋彩華(商2)がゴールポストとキーパーの間をつくサイドシュートなどで点を重ねると、16分が経過したところで小田のシュートで同点に追いついた。残り10分になったところで関大がタイムアウトを要求。その後ディフェンスで相手の攻撃を止めるも、なかなかゴールは決められなかった。ここで相手が連続4得点。差が再び開き、相手チームの流れになってしまう。ラスト5分のところで関大は再びタイムアウトを要求した。4年生全員でコートに立ち、ゴールを放つもネットを揺らせずに苦しい時間が続く。そのまま試合終了。涙の敗戦となった。

△石坪彩瑛(社3)
△小田

今試合をもって4年生の引退が決まった。インカレに行けなかった悔しさ残る最終戦。4年生の思いを胸に新たなチームが始動する。新体制となるハンドボール部女子も明るさ武器に進み続ける。【文/写真:村中望乃】

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