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リード守り切り福永準硬初勝利!

リード守り切り福永準硬初勝利!

令和5年度関西六大学連盟秋季リーグ戦第2節2回戦◇対神大◇9月28日◇わかさスタジアム京都◇

関 大 000 040 001=5
神 大 001 001 100=3

(神)早川、伊東―森
(関)森本、伊藤、岐部、藤澤―福永

1(中)藤澤
2(左)日高
3(遊)福留
4(右)木下
5(指)中野
6(一)橋本
7(三)古田
8(捕)福永
9(二)西田
先発 森本

開幕3連敗を喫し、単独でリーグ最下位に沈んだ福永準硬。対神大2連敗は避けたい中、打線がつながり見事に白星を飾った。

先発のマウンドに上がったのは先週に引き続き、ルーキーの森本将太(法1)。1、2回は走者を許しながらも無失点に抑える投球を披露する。しかし、3回は先頭打者に出塁を許すと盗塁と暴投で1死三塁となり、スクイズで先制点を献上した。

森本を援護したい打線だったが、4回まで1本の安打も放てず反撃の機会を演出できない。5回表、先頭の福永翔太主将(社3)から待望のチーム初安打が生まれると、日高涼汰(経3)の安打と福留涼平(商3)の四球で2死満塁と一打逆転の好機を作った。ここで打席に入った4番の木下立清(りゅうせい=人2)が適時打を放ち、その打球を相手が後逸した間に打者走者まで全員が生還。一気に4点を奪った。

6回からは2番手の伊藤脩太(社2)がマウンドに上がる。しかし、先頭打者に二塁打を浴びると、味方の失策で三塁に進まれる。ここで相手がゴロを放ち1人が生還。追い上げられるも後続は打ち取り、最少失点で食い止めた。

△伊藤

7回には3番手の岐部大凱(社3)が登板する。しかし岐部は3本の安打と1つの四球で1点を失い、なおも無死満塁と一打逆転のピンチを招く。ここで指名打者を解除し、中堅を守っていた藤澤駿平(政策3)をマウンドに送る。大ピンチでマウンドに上がった藤澤だったが、一邪飛、三振、二直と完璧に相手打線を抑えて無失点に仕留めた。

△岐部

9回の攻撃では1死から藤澤が相手の失策で出塁する。藤澤は盗塁し二塁に進むと、福留に適時打が生まれ、1点を追加しリードを2点に広げた。

△福留

8、9回のマウンドにも藤澤は上がった。藤澤は3回を投げて被安打1、無失点の快投を披露。2点リードを守り切り、今季初勝利をつかんだ。

△藤澤

初白星を手にし、単独最下位を脱出した福永準硬。次節は同じく1勝3敗の阪大戦だ。開幕前に福永主将が目指していた「勝ちにこだわる」野球を見せたい。【文:𠮷村虎太郎/写真:永松愛】

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