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1部初の大会は課題残るものに

1部初の大会は課題残るものに

◇第82回西日本選抜学生大会◇7月3日◇堺市大浜公園相撲場◇

【団体リーグ】

[1回戦]

●先鋒 森田 押し出し

●次鋒 谷口 勇み足

○三峰 山中 寄り切り

●中堅 李 寄り切り

●五将 坂本 寄り切り

●副将 森 押し出し

●大将 坂上 押し出し

●関大1-6同大

[2回戦]

●先鋒 森田 寄り倒し

●次鋒 谷口 末投げ

○三峰 山中 寄り切り

●中堅 李 寄り倒し

●五将 坂本 突き倒し

●副将 森 寄り切り

●大将 坂上 つり出し

●関大1-6九情大


[3回戦]

●先鋒 森田 突き落とし

●次鋒 谷口 上手投げ

●三峰 山中 寄り切り

●中堅 李 突き落とし

●五将 坂本 寄り倒し

●副将 森 寄り切り

●大将 坂上 押し出し

●関大0-7近大

[4回戦]

●先鋒 森田 寄り切り

●次鋒 谷口 寄り切り

●三峰 山中 寄り倒し

●中堅 李 突き落とし

●五将 坂本 突き落とし

●副将 森 突き落とし

●大将 坂上 押し出し

●関大0-7金学大

[5回戦]

●先鋒 森田 突き倒し

●次鋒 谷口 寄り切り

●三峰 山中 送り出し

○中堅 李 寄り倒し

●五将 坂本 突き倒し

●副将 森 つり出し

●大将 坂上 押し出し

●関大1-6朝日大

【個人トーナメント】

山中 1回戦敗退

谷口 2回戦敗退

李 3回戦敗退

坂本 1回戦敗退

森田 2回戦敗退

森 1回戦敗退

坂上 1回戦敗退 

1部に復活した感動の日から1カ月。 1部のみが出場することができる西日本選抜学生大会に挑んだ。破竹の勢いで1部に成り上がった相撲部だからこそ、この大会も強敵相手にいい試合を繰り広げる姿が期待されたが、夢の舞台はそんなに甘くない。団体戦では3点0勝で最下位、個人戦でも8強に入ることができず、1部の壁の厚さを思い知る大会となった。

先に行われたのは団体。関大は初戦、同大と相まみえる。トップバッターを務めるのは森田力輝亜(人1)だ。両者引けの取らない立ち合いを見せるも、相手の強い突っ張りを受け悔しくも敗北を喫した。次鋒戦も勝ち星を生むことができず、次に土俵に立ったのは山中新大主将(社4)。先日の西日本学生選手権大会では4強に入っただけに、ここで勝ってチームを勢い付けていきたい。その期待を背に、体格が自身より大きい選手にも臆することなく、スピーディーな相撲を展開していく。相手を手で揺さぶり、土俵際に足を付かせた。しかし、ここから全員が白星を挙げられず。1-6で完敗となった。

△森田
△山中

その後大敗は3試合続き、団体最後5回戦には西日本選手権大会で勝利を収めた朝日大と対峙(たいじ)した。まさかの序盤3戦とも敗戦。そんなときに、中堅・李仁(文3)が粘り勝ちを見せる。1度は土俵際へ運ばれるものの、体幹を使い我慢。まわしも取られ、あとがない状況になっても決して倒れない。その強い思いが相撲にも表れ、相手を押し倒した。以降は1回戦と同様、金星を収めることはできなかったが、得点に貢献した。

△李

個人戦でも格差を見せつけられる。2部個人では表彰台に立っていた坂本明優(社2)や森田も初戦で敗北。それでも、ここで強さを見せたのは谷口恵太(社4)だ。団体では負けていた選手を個人戦1回戦では攻略。「どう動けば勝てるか考えて」挑んだ結果、華麗な下手投げで相手を破った。

△坂本
△谷口

終始1部の洗礼を受ける大会となったが、その分収穫もたくさんある。31日に行われる個人体重別に向かって稽古を重ねるのみだ。【文・写真/木原綺音】

△坂上翔大(化生1)
△森直輝(シス理1)

▼谷口
「(1部になって初めての公式戦はどうだったか)7人制ということもあって、部員がちょうど7人の関大にとっては厳しいところがある。1部でずっと戦っている大学との力の差を感じた。(個人戦では朝日大の選手に勝利したが)朝日大の1回戦の相手は、団体戦で当たった選手でどういう相撲を取るか分かったので、どう動けば勝てるか考えて挑んだら勝てた。(見えた課題について)攻めているときも守っているときも土俵際で危ないところがあった。最初の同大戦では勇み足という判断だったので、しっかりと物言いが付かないような相撲をやっていかなければならないと思った。あと押し相撲にうまいこと対応できるようにする。(次戦に向けて)今月末の体重別ではいい結果を残せば全国につながるので、しっかり結果を残せるようにしたい」

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