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松井が3位入賞!

松井が3位入賞!

◇全日本ジュニア体重別選手権大会大阪府予選◇5月4日◇於・大浜だいしんアリーナ

[男子60㌔級]
平田凛太朗(安全2) 2回戦敗退
道上悠作(人1) 2回戦敗退
杉森政弥(文2) ベスト16

[男子66㌔級]
木村凪杜(人1) 2回戦敗退
児玉隼人(社2) 1回戦敗退

[男子73㌔級]
髙田晋吾(人2) ベスト8
金澤諒生(情2) ベスト8

[男子81㌔級]
日野陽稀(人2) 2回戦敗退
寺尾凪生(人2) ベスト16

[男子90㌔級]
松井颯士朗(人1) 3位
福田銀次(人1) ベスト8
高島航佑(人1) ベスト8
渡邉大虎(人2) 2回戦敗退

[男子100㌔級]
出口恵大(政策1) 2回戦敗退

各階級上位3名が近畿大会への出場権を獲得できる今大会。関大からは14名の選手が出場した。男子90㌔級の松井が3位入賞を果たし、近畿大会への出場を決める。

△平田

最初に登場したのは男子60㌔級の平田。残り16秒で一本を決め、2回戦に進出する。2回戦は技を交わす場面が多く見られた。積極的に足を出し、相手を崩す。しかし、3分以内に決着がつかず延長戦に。延長戦に入ってすぐ、相手に技ありを決められ、敗北となる。

昨年ベスト4入りを果たした男子60㌔級の杉森は、2回戦を相手の指導3つで勝利を収めた。3回戦は釣り手を持つが技を決めきれない。「釣り手を上の方持って」と仲間からの声掛けが。なかなか組手を組むことができず、指導が2つ貯まる。両者一本を取ることができず、延長戦に突入。相手に技ありを決められ、惜しくもベスト16で終えた。

△杉森

男子66㌔級に出場した木村は互角の戦いが続き、延長戦に入る。延長47秒で相手に一本を決められてしまい、敗れた。

△木村

男子73㌔級にエントリーした髙田の1回戦は不戦勝。2回戦は序盤から積極的に技を仕掛ける。相手を崩し、技ありを決める。そのまま試合が終了し勝利となった。続く3回戦は一本を決められ、ベスト8敗退となる。

男子73㌔級の金澤は1回戦を難なく勝利し、続く2回戦は指導2つと後がない状況に。釣り手をつかみ、技をかける。一本とはならなかったが技ありを獲得し勝利をつかんだ。ベスト4をかけて挑んだ3回戦は相手ペースで試合が進む。流れを止められず一本負けとなった。

男子81㌔級には日野と寺尾が出場。日野は延長戦の末、抑え込みで技ありを取られ敗退となる。2回戦から出場の寺尾は延長1分50秒で一本を決め、3回戦に駒を進めた。3回戦は攻めることができず一本を取られ、ベスト16で敗退となる。

△高島

男子90㌔級の福田は技ありと一本で準々決勝へ進出。準々決勝では相手に技ありを2つ決められ一本負けとなった。高島も同じく準々決勝に進む。序盤に技をかけようとするが決まらず。延長に入ると相手のペースに。技ありを決められ、福田と高島はベスト8となった。

男子90㌔級の松井は延長にもつれる試合もあったが、順調に勝ちを重ねた。迎えた準決勝は積極的に攻撃し、相手に指導を与える。しかし技ありを2つ決められ、一本負けとなった。約5分後に行われた3位決定戦。この試合を勝利すると近畿大会へ出場することできる。関大の選手全員が見る中、試合が始まった。一進一退の攻防が繰り広げられる。技をかけ、着実に相手を崩していった。4分になる直前、相手に指導1つが入る。決着がつかず延長戦に突入。両者技をかけてはかわすという状況が続いた。相手に2つ目の指導が入る。仲間からの「あと1つ」と声援が送られた。積極的に仕掛けた結果、相手に3つ目の指導が入り3位入賞を果たす。

上位に入った選手が多かった今大会。1年生にとっては初の公式戦となった。近畿大会でもベストを尽くし、全国大会への出場権をつかむ。【文:井藤佳奈/写真:井藤佳奈、松嶋奈央】

▼松井
「(どのような準備をして挑んだか)大学始まってから大学の練習をしてきて思いきりいけたらなと思いながらやりました。(3位決定戦の試合を振り返って)最初の方は思いきり技を入れることができなかったんですけど、最後の方は思いきり技をかけることができて指導で勝てて良かったです。(見つかった課題は)組み手ですね。組み手をもっと早くするのと釣り手を持って技をかけるのを早くしていきたいです。(近畿大会への意気込みは)見つかった課題を練習で直して全日本ジュニアに出場できるように頑張ります」

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