立命大相手に接戦制せず、惜敗

◇令和６年度関西学生春季リーグ戦◇１日目◇対立命大◇５月３日◇YMITアリーナ◇

●関大２－５立命大
［Ｓ１］徳田○ ３－０
［Ｓ２］世古 ●１－３
［Ｓ３］藤原○３－１
［Ｗ１］徳田・石橋●２－３
［Ｓ４］榎●０－３
［Ｓ５］石橋●１－３
［Ｓ６］佃●０－３

春季リーグ初戦は昨秋３位の立命大と対戦。１番手の徳田明梨（人４）が幸先良く白星を飾る。その後、藤原優（商２）も勝利。しかし接戦をものにできず敗戦となった。

トップバッターは徳田。先制点を含む４連続得点から勢いに乗り、第１・２ゲームを奪った。第３ゲームは緩急を使い相手のタイミングをずらす。最後はサーブで決め、白星を持ち帰った。

△徳田

２番手の世古茉由加（人１）は第１ゲームを11－３で取る。第２・３ゲームは惜しくも落とした。取りたい第４ゲームは積極的に攻めるもミスにつながり８－11で逆転負けを喫する。

３番手は藤原。第１ゲームは惜しくも取られるが、第２・３ゲームを取り切る。第４ゲームも両者譲らぬ互角の戦いが繰り広げられた。藤原がマッチポイントを迎え強烈なドライブで試合を決める。３－１で勝利をつかんだ。

△藤原

ダブルスは徳田・石橋愛理（人４）ペア。第１ゲームを取られて迎えた、第２ゲームは序盤から息の合ったプレーを見せる。11－５でゲームカウント１－１にする。第３ゲームは相手のコースをつくプレーになかなか攻撃できず、このゲームを落とした。第４ゲームは11－５で取り、最終ゲームへ。序盤は接戦だったが徐々に差がつき、フルゲームを制することができなかった。

シングルス４番手は榎花恋（人２）だ。なかなか攻撃の糸口を見つけることができず、ストレート負けとなる。

△榎

５番手の石橋はカットマンと対戦。ツッツキとドライブで相手を揺さぶる。しかし、ドライブミスやカットマン特有の回転に対応できなかった。１－３で敗北となる。

ラストは佃緒夏（情３）。追い上げを見せる場面はあったが、ゲームを取れず。ストレート負けとなった。

△佃

チーム力がある関大。１部３位の目標に向けてチームで力を合わせ、突き進む。【文：井藤佳奈／写真：井藤佳奈、井原郷志】

▼石橋主将
「（初戦はどのような気持ちで挑んだか）みんな仲が良くて、とてもチーム力があるチームなので１番最初の試合は勢いで頑張ろうということを言っていて、初戦の１番手からとても声を出して応援しようと心がけて試合をしました。（試合を振り返って）１人１人が接戦の試合だったんですけど、あと少しというところで負けてしまったのでもう少しだったなと思います。（今回の試合で見えた課題は）競った場面でどうやって点数を取るのかというのを１番大切にしたいところだと思います。（次戦の意気込みは）次戦の関学大戦は１番勝ちたい相手なので、１人１人の勢いも大切にして１戦１戦取っていきたいなと思います」