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3ー0と快勝し、準決勝進出!

3ー0と快勝し、準決勝進出!

◇第 29 回大阪選手権大会1回戦◇対ACミドルレンジ◇3月31日◇於・J-GREEN堺S1◇

【前半】関大1-0ACミドルレンジ
【後半】関大2-0ACミドルレンジ
【試合終了】関大3-0ACミドルレンジ

スターティングメンバー
GK 安田
DF 上原、大西、木邨、吉村瑠
MF 川島、和田 、三木仁、村井
FW 大矢、淺田

代表決定戦からスターティングメンバーを5人入れ替え、大阪選手権1回戦に臨んだ。前半から関大がボールを握り、ゲームを支配する。MF村井天(経1)のTOPチーム初ゴールで先制に成功。1点リードで前半を折り返す。後半も関大ペースで試合が進み、FW淺田彗潤(人2)が追加点を決めた。途中出場のFW前田龍大(人3)のダメ押し弾も決まり、3-0と快勝。準決勝へと駒を進めた。

関大ボールでキックオフ。試合開始からボールを握り、相手を左右に揺さぶりながら攻撃を仕掛けていく。サイドから再三ゴールを狙うも、得点には結びつかない。関大ペースで試合は続くが、カウンターを食らう場面も。しかし、DF木邨優人主将(政策3)とDF大西志有太(文2)の速い対応で、相手に決定機を作らせない。試合が動いたのは前半34分。中央でボールを受けたMF川島功奨(社3)が、FW淺田へ縦パスを刺し込む。バイタルエリアに走り込んできたMF村井に落とし、ワンタッチでゴール前へ。相手GKとの1対1を決め、先制点を獲得。紫紺の新10番がTOPで初ゴールを決めた。それ以降チャンスを作るものの、得点には至らず。1点リードで前半を折り返した。

△MF村井

後半も変わらず関大ペースで試合が進む。MF三木仁太(政策2)やMF和田健士朗(人1)らを中心に、セカンドボールを回収。2次、3次攻撃へとつなぎ、相手に憩いを与えない。しかし、チャンスは多いものの、攻めあぐねる展開が続く。

△MF三木仁

△MF和田

追加点を獲得し、試合を優位に進めたい関大。同25分、FW淺田がバイタルエリアでボールを受ける。相手DFに対応されるも、かわしてシュート。ネットを揺らし、追加点を獲得した。

△FW淺田

その後、FW大矢瑞樹(情2)に代えFW前田、MF村井に代えMF真田蓮司(法1)を投入。交代直後、FW前田に相手GKと1対1のビックチャンスが到来も、得点には至らない。しかし、FW前田は黙っていなかった。同44分、右サイドでMF川島からボールを受けたFW前田。そのままペナルティエリアまで運び、右足を豪快に振り抜く。試合を決める3点目を決めた。以後両者得点は動かず、3-0と快勝。

△FW前田

△応援に駆け付けた部員たち

終始ボールを握り、試合を支配した関大。しかし、チャンスが多かっただけに、3得点で終わったことは満足できる内容ではない。4月6日に関西学生リーグが開幕し、昨年の覇者京産大とのオープニングゲームを控える。リーグと大阪選手権を並行して戦うことは、決して簡単なことではない。しかし、どちらも優勝を目指す関大にとっては、避けられない試練。目の前の1戦に全力を注ぎ、勝利を掴み取る。【文/写真:岩口奎心】

▼DF木邨主将
「相手が社会人で、自分たちには相手の情報がほとんどない。その中で自分たちがどういったサッカーをするのか。アグレッシブルに自分たちのサッカーをしようと試合に入った。前半は1点しか取れなくて、ハーフタイムでアグレッシブルにいけてないことが反省点で上がった。後半はもっとやろうっていう風に話して、2点取れて3-0。後ろは2試合連続の無失点でよかったが、細かい部分にこだわる必要があると感じたゲームだった。(相手が社会人で大学生との違い)社会人でもカテゴリーによるが、今日の相手だと自分たちが主導権を握ってどうやるか。自分たちをリスペクトして、後ろに引き込んでくる。そういうところでボールを動かして揺さぶり、相手の走行距離を増やすことを考えていた。(2試合連続無失点に追われたこと)毎試合0を目指しているが、難しいときもある。その中で、今順調に0で抑えられていることは、よかったと思う。(守備時の予測の速さ、セカンドボールの回収率)チームというよりは、自分と大西、黒川のところで潰して攻撃につなげる、2次、3次攻撃につなげることは話した。(リーグ開幕京産大戦への意気込み)ここ最近の公式戦に中では、厳しいゲームになると思う。去年優勝争いしたチーム。そこは開幕戦で絶対負けられない。自分たちはリーグ優勝を目指してやっている。まずは練習からしっかりやって、開幕戦勝ちたいと思う」

▼MF村井
「あまり相手の情報がない中で、試合の中で相手を分析しながらやっていこうと話した。自分は最初内に入ったりしていたが、外に張って瑠晟君(=DF吉村瑠)と崩していこうとしたが難しかった。(TOP初ゴールについて)うれしい。(先発出場について)やってやろうっていう気持ちと責任とかがある。しっかりそういうところを意識して、TOPで出れていない選手や応援してくれる人たちのことも考えながらやろうと思った。(10番の重み)サッカーしている人は憧れる番号。番号もそうだけど、紫紺のユニフォームを着れることはうれしいし、責任感がある。頑張りたいと思う。(リーグ開幕京産大戦への意気込み)開幕戦ってなると初戦ということ、相手も強くて難しい試合にはなると思う。次の練習からしっかりチームで準備して、勝ち切りたい」

▼FW淺田
「前半は結構ボールを持てていて、自分たちのペースでできる時間帯が多かった。その中でゴール前のクオリティの低さがちょっと目立った印象だった。(自身が流れの中から得点できたこと)大商大戦はPKという形でしか点を取れなかったが、今日はいい形で点を取れてよかった。個人的には、ゴール前で点を取れるチャンスが何回かあった。そこを決めきれるように努力したい。(FW陣について)今年は去年に比べて絶対的なスタメンはいない。少しでもスタメンに定着できるよう頑張っていきたい。(リーグ開幕京産大戦への意気込み)今年に入って遠征含めて負けること多かった。大学予選からは勝てている。チームの雰囲気もいい。京産大戦で自分が点取って勝たせられるように頑張りたい。」

▼FW前田
「前半自分は出ていなかったが、相手の守備とか自分たちの攻撃にテンポが出なくて難しいゲームだった。最終的に3-0で勝って、次につながったことが良かった。(途中出場で得点できた)出たときからゴールは狙っていた。結果が出てよかったし、次につながる結果だと思う。(今年から17番を背負っている)今まで偉大な先輩方が付けてきた番号。そこに恥じないよう覚悟と責任を持ってプレーしたい。(今年がラストイヤー)大学入った時からTOPに関わらせてもらっている。この3年間はなかなかチームに貢献できていないと個人的に思っている。今年はチームの勝利だったり、目指している「日本一」というところに貢献できるようにやっていきたいと思う。(リーグ開幕京産大戦への意気込み)京産大は去年のリーグチャンピオンでもある。優勝を目指してやる中で、絶対に勝たないといけない相手。まずは初戦勝って、そこから勢いに乗ってリーグも優勝できるようにやっていきたい」

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