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入念な準備で関西3位!

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入念な準備で関西3位!

◇ 令和6年度第1回全関西学生ジムカーナ選手権大会◇3月6日◇名阪スポーツランドCコース

スピードと正確性が求められるジムカーナ。第1ヒート(H)は早朝の雨が残る路面、第2Hは日中の日差しで乾いた路面とイレギュラーな状況のなか、試合がおこなわれた。第1Hから順調なスタートを切り、第2Hでさらにタイムを縮め、団体3位となる。また、個人でも南晃生主将(環都3)が4位で入賞を果たした。

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小雨のなか、無事に点検が終了し、コースの下見へ。開会式には雨も止み、いよいよ試合開始。今大会はルール改正により、大学院生の参加が認められた。関大からは理工学研究科の泉谷祐毅が出場。第1Hは泉谷から出走する。前半の障害物に苦戦し、巻き返しを図るも、終盤の障害物でミスコース。記録なしとなってしまう。試合前の雨の影響で路面が濡れているせいか、トップバッターは半数の大学がミスコースをしてしまう波乱の展開に。2人目の川端健太朗(環都1)は障害物に対し、余裕を持って回避する滑らかな走行を見せる。終始危なげなく走り切り、1:13.68と昨秋から約5秒タイムを縮めた。個人10位で後半へ。続く3走目は南主将。丁寧なコーナリングと、直線のアクセルの踏み込みで1:10.49と個人暫定4位の好タイムを記録する。

△泉谷

△泉谷

△川端

△川端

路面が乾き、迎えた第2H。第1走者の泉谷は何としても記録を残したいところ。「(第1H後に)他の車を見たり、コースを入念に確認した」と前半は落ち着いた走行。後半にかけてスピードを上げるもスピンでタイムロスをしてしまう。それでも素早く修正し、1:23.01でゴール。2走者目の川端は、難なく障害物をクリアしていき、最後のコーナーで華麗なターンを決めた。1:10.91と第1Hの記録を更新。最終走者の南主将は前半から、歓声が上がるほどの素晴らしい走りを見せる。そのままミスなく走り切り、1:05.98と第1Hから約5秒記録を伸ばした。第1Hの順位を守り抜き個人で4位入賞を果たす。

△南

△南

最終結果は見事、団体3位に輝いた。前半、後半で路面状況が変化するなか、対応力の高さを見せつける結果となる。少ない部員数ながらも、連日の整備作業が実を結び、無事に走り終えた。4月には新入生も加わり、さらなる飛躍が見込まれる。【文:櫻田真宙/写真:合田七虹】

△滑走後

△滑走後

▼南主将
「(試合を振り返って)天気が変化したなかではありましたが、練習通りにできたかなと思います。(天候について)雨でも晴れでも練習した経験があったため、落ち着いて試合に入ることができました。(第2H前にチームで話したこと)路面が乾いてくることを確認しました。(次に向けて)新しい部員も入ってくるので、もっと上位を取れるように頑張りたいです」

▼泉谷
「(試合を振り返って)自分の練習が少し足りていなかったことがすごく出たかなと思います。(第1Hで意識したこと)前半は、路面の状況が悪かったので、突っ込まないように、ある程度自分の中で整理しながら意識してました。(第2Hで意識したこと)ちょっと路面の状態が良くなったので、自分の中でいけるなと思ったところはもうちょっと踏み込むという意識がありました。(今大会で引退ですが、自動車部の活動を振り返って)車のことはもちろんですが、それだけではなく、色々な先輩方や、OBの方だったりがすごく手厚くしてくれました。おかげで、すごく人間的に成長できました」

▼川端
「(試合を振り返って)第1Hはあまり納得のいく内容ではなかったのですが、第2Hで良いタイムが出たのでよかったです。(路面状況が変化にどう対応したか)あまり焦ることなく、普段通りできたかなとは思います。(次に向けて)もっと早いタイムが出せるようにしたいです」

▼松井陽(安全1)
「(試合を振り返って)今日は、僕は整備だけだったのですが、本当にみんなが素晴らしい走りを見せてくれて、僕もうれしかったし、楽しかったです。(試合までに意識して取り組んできたこと)試合に向けて色々な部分を修理してきたので、そこが100パーセントの性能を発揮できるように意識しました。(次の試合に向けて)このままいくと、僕が選手として初めて出場するジムカーナの大会になるかもしれないので、そこは気を引き締めて、より一層精進していきたいと思っています」

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