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ジムカーナは男子団体4位!

ジムカーナは男子団体4位!

◇ 令和5年度第2回全関西学生ジムカーナ選手権大会◇9月11日◇名阪スポーツランドCコース

規定のコースをいかに早いタイムでゴールできるかを競う、ジムカーナという種目。障害物(パイロン)に接触するとタイムが加算されてしまうため、正確かつ手際の良いドライブが求められる。第1ヒート(H)、第2Hの計2回滑走を行い、より早いタイムを記録とする。各大学から3名が出場し、個人戦でありながら総タイムで団体順位も出される大会だ。雨で試合中断を挟みながら行われた第1H後、団体3位の位置につける。しかし第2Hでは路面の影響で思うように記録を伸ばすことができず、結果は団体4位となった。

第1Hの関大勢トップバッターは、西村昂祐(化生3)。慎重なドライブでレースを進める。ミスコースをすることなく、フィニッシュ。1:12.84秒という好タイムで無事にゴールラインを切った。第1Hの2走目は、川端健太朗(環都1)だ。他大学の選手も見守る中、懸命に走り抜く。タイムは1:18.  29。初めての大会にもかかわらず、堂々とした走り見せた。

△西村
△川端

川端の滑走が終了後、突然の豪雨が。試合は一時中断。雨が降るとハンドルが取られ、格段にタイムが落ちてしまう。雨の中でもスピードを出せるよう、中断時間中に各大学が車の設定を変える。試合中断から約2時間後、大会が再開。第1Hの3走目に登場したのは、南晃生(環都3)。直線でアクセルを踏み込み、タイムを縮める。パイロン地点での1回転で少し減速してしまうが、大きなミスはなく滑走を終えた。タイムは1:15.  87秒。雨で路面状況が悪い中、懸命に走り抜いた。第1H終了時点で、暫定団体3位。このまま表彰台をキープしたいところだ。

△南

時間が押していたため、第2Hは2人のみの走行。1人目の西村。スタート直後は安定した走行を見せていたが、直線でスピードを出した瞬間、雨でハンドルが取られ痛恨のミスコース。第1Hは好タイムを見せた西村だが、雨の影響で思うような走行ができず、記録なしとなってしまった。2人目は南。先程のカバーをしたいところだ。最後コーンに接触しかけるが、ギリギリのところで回避。減速してしまったものの、タイム加算は防いだ。1:16. 68秒と、第1Hのタイムを上回ることはできなかった。

最終的に順位を抜かれ4位となってしまったが、雨の中懸命に走り抜いた。雨の中大会で走行することは、なかなか稀な経験でもある。今回の大会で得た収穫を糧に、来年の3月に行われる全関西でより高みを目指す。【文/写真:合田七虹】

▼西村
「(今日の大会を振り返って)この大会は2本走行で成り立っていて、1本目は練習の成果を出し切れたんですけど、2本目はこれからというところで途中から雨が降ってきて、その影響と、自分の詰めの甘いところが出て結果が脱輪という形でタイムがつかない結果で終わり悔しかったです。(雨でコンディションが変わる中で)タイヤの限界を超えさせてしまったという自分の過失もあるので、そういうところを練習で合わせていけたら、同じ失敗をしないかなと思います。(全関西に向けて)練習をもっと重ねて、団体優勝をしたいなと思います」

▼川端
「(今日の大会を振り返って)今日が初めての大会で、普段からこのような車に乗っているわけではないので、先輩につなげれるように、車を壊すことなく走れたので良かったなと思います。(今日に向けて意識して練習してきたこと)普段は家の車とかに乗っているんですけど、その1つカーブを曲がるにしても、少しでもこのようなコースを走っている感覚でできるように意識しています」

▼南
「(今日の大会を振り返って)3走目となって、天気もガラッと変わって、雨で結構走りづらいコンディションだったんですけど、自分のベストのタイムを出せたと思います。(雨でコンディションが変わる中で)だいぶ視界も変わりますし、タイヤも滑りやすくなるので難しいです。(全関西に向けて)個人でも団体でも1位を目指します」

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