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最高の形で新チーム始動!

最高の形で新チーム始動!

◇2023年度関西学生秋季トーナメント◇決勝◇12月10日◇対関学大◇於・大阪経済大学

[第1Q]関大11―5関学大
[第2Q」関大13―16関学大
[第3Q」関大13―16関学大
[第4Q」関大25―16関学大
[試合終了] 関大62—53関学大

1部昇格から1週間。新チームになり、初めての大会が行われた。初戦から危なげなく勝ち進んできた関大は、決勝戦で関学大と相まみえた。第1クオーター(Q)から関大リードで試合が進む。しかし、第3Qで同点に追いつかれた。勝敗が決まる第4Qでは、スリーポイントシュートが多く決まる。一気に点差を引き離し、勝利を収めた。

△集合写真

ジャンプボールは関大が制した。両者ゴールを狙うも、点が入らない時間が続く。試合開始から2分が経過した時、玉造大誠(人3)がパスカットから速攻でレイアップシュートを沈めた。さらに、続けて西村宗大(経1)がリバウンドシュートを決める。相手にフリースローやレイアップシュートを沈められる場面もあった。しかし、佐藤涼真(人3)がバスケットカウントを受け、フリースローも落ち着いて決めた。さらに、北岡雄斗(人1)が相手のシュートをブロックすると歓声が沸き起こる。最初の10分は失点を5点に抑える堅いディフェンスを見せた。

△佐藤

野村吏希(シス理1)のジャンプシュートから始まった第2Q。岩本悠太(経2)のスクリーンをうまく使いながら、西村がジャンプシュートを沈める。さらに、佐藤がドリブルカットをして前を走る西村にパス。レイアップシュートを沈める。玉造がスリーポイントシュートを決めると、相手もすぐさまスリーポイントシュートを決め返した。相手に速攻をやり返され、6点開いていた点差が2点差にまで追い付かれる。しかし、佐藤がジャンプシュートやフリースローを沈め、関大が5点リードで前半を折り返した。

△野村

第3Qは、関大ボールで始まる。玉造がチャージングを受け、このQも勢いに乗りたいところ。岩本や佐藤、野村を中心にリバウンドに飛び続け、相手にボールを渡さない。さらに、玉造がバスケットカウントを受け、フリースローも決める。ここで相手はタイムアウトを要求した。その後、試合の流れが相手に傾く。ショットクロック残りわずかでスリーポイントシュートを沈められた。さらに、同じ選手に続けてスリーポイントシュートを決められ、35―35と同点に。野村がレイアップシュートを沈め、再びリードを取り戻すも、相手もジャンプシュートを決める。同点で第3Qを終えた。

△岩本

そして迎えた第4Q。佐藤がスリーポイントシュートで先制するも、すぐさま相手もスリーポイントシュートを決め返す。岩本がバスケットカウントやカットインで点を重ねるが、なかなか同点から抜け出せない苦しい時間が続いた。その時間を打破したのは北岡のスリーポイントシュート。相手が要求したタイムアウトの後すぐに、西山登馬(商3)がステップバックのスリーポイントシュートを沈め、玉造もスリーポイントシュート沈める。そこで、60―51と一気に点差が開いた。フリースローを与えてしまうも、最後は佐藤のカットインで試合終了。関学大を相手に、見事白星を飾った。

△西山

シーズンラストは優勝という最高の結果となった。新チームはまだまだ始まったばかり。次は、インカレ出場という目標をかなえるため、より一層日々の練習に励む。【文/写真:藤井海】

▼佐藤
「(今日の試合を振り返って)関学さんは自分たちが男バスに入ってからずっと戦っているので、どんなプレーしてくるのか、自分たちも分かっているし、相手も分かっていると思います。その中で、自分たちのバスケットボールのプレーができれば、勝つことはできるのかなと話していました。それをもう一度チームで話し合って、自分たちのプレーができて、勝利につながったので良かったかなと思います。(新チームになり、どのようなことを練習したのか)新チームになって、基礎の部分というのは年始になってからだと思っているんですけど、チームとしての土台というものは変わることなくやってきました。リーグ戦が終わって1週間後に試合があったんですけど、3年生を中心にいい感じにできたと思います。(今後どのようなチームにしていきたいか)シュートが入ったら強い、入らなかったら弱いというまだ波のあるチームだと思います。シュートが入らなかったらディフェンスでしっかり守るなどをもう一度徹底して、今年はインカレに行けたらなと思います」

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