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インカレベスト16で児玉女バレ終幕

インカレベスト16で児玉女バレ終幕

◇第70回秩父宮妃賜杯全日本大学女子選手権大会ミキプルーンスーパーカレッジバレー2023◇3回戦◇対親和大◇11月30日◇於・立川市泉市民体育館◇

[第1セット]関大16―25親和大
[第2セット]関大9―25親和大
[第3セット]関大18―25親和大
[セットカウント]●関大0―3親和大

1・2回戦と快勝を収め、3回戦に進出した児玉光涼主将(文4)率いる関大女バレ。3回戦は、同じ関西1部で戦う強敵・親和大と相まみえた。

笹野文乃(文2)のサーブで試合開始。ライトから中屋ちひろ(人4)が押し込み、先制に成功した。伊関万絢(まひろ=文2)のブロックアウトや、川上良江(文3)の速攻で得点を重ねるも、強烈なスパイクに苦しめられ、相手のリードは次第に大きくなっていく。相手のアタックを拾い切れず25点目を許し、セットを先取された。

△中屋

第2セットは相手に7連続得点を許す苦しい立ち上がりとなった。関大はタイムアウトを要求した後、日野美里(人4)の速攻で2連続得点。勢いに乗ったかのように思えたが、サイドアウトを奪われ、その後も相手主導の時間が続く。1度もブレイクすることができないまま、最後はサービスエースを決められ、大差でこのセットも落としてしまった。

△児玉主将
△日野

後がない第3セットも、相手のペースは衰えなかった。常に追いかける展開だったが、関大が意地を見せる。11―16から土屋美咲(情1)のスパイクや、相手のミスで3連続得点。2点差に詰め寄ったがまたもリードを広げられ、追いつくことはできなかった。最後はアタックをブロックで阻まれ試合終了。インカレはベスト16で幕を閉じた。

△鍋井識里(文4)
△岡崎凜華(人4)

集大成となるインカレでの優勝を目標に掲げ、1年間突き進んできた。春季リーグ7位、秋季リーグ9位と悔しい結果が続いていた今年。目標を達成することはできなかったものの、最後までプレーを楽しんだ。今大会で引退となった4年生の思いは後輩へと受け継がれ、関大女バレはまた新たな歴史を刻んでいく。【文/写真:島田采奈】

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